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 トップ > 倒産集計 > 2011年度 上半期九州・沖縄地区企業倒産状況


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倒産集計

2011年度 上半期九州・沖縄地区企業倒産状況

(負債総額1,000万円以上)

〜  件数2期連続400件台   〜

倒産件数 409件負債総額 1,404億8,680万円

前年同期比件数3件(0.7%)増22年上半期406件
負債541億0,380万円(62.6%)増863億8,300万円

【 概  況】

平成23年度上半期(4月〜9月)の九州・沖縄地区の企業倒産は、件数が409件で前年同期の406件と比べて略横這いで推移。上半期での件数409件は、過去10年間で2番目に低い水準であった。負債総額は1,404億8,680万円で前年同期比541億0,380万円(62.6%)の大幅増加であった。前年同期には負債額100億円以上の倒産がなかったが、当期は1件発生。また、負債額10億円以上は前年同期14件であったが当期は20件発生する等で負債額を大きく押し上げた。ただし、過去10年間における上半期の負債額では、2番目に低い水準で沈静化状態が続く。
最大の倒産は(株)福岡センチュリーゴルフ倶楽部(福岡市・負債額349億円)であった。

【 地区別 】

地区別件数では前年同期比で3県が増加、4県が減少。1県が同数で、沖縄県が最も増加した。地区別負債額では前年同期比で減少したのは熊本県のみ。

【 原因別 】

原因別では不況型倒産が85.0%を占め、9年連続70%台を超える高水準で推移。業況悪化による受注・売上不振が大半を占め、採算割れ・焦げ付きなどにより体力を消耗した中小企業の倒産が目立つ傾向が続いている。

【 業種別 】

業種別では建設業が166件で他業種を大きく引き離し不動の首は変わらず。以下、小売業、サービス業と続く。

【 見通し 】

平成23年度上半期(4〜9月)の九州・沖縄地区の企業倒産件は409件で略横這い推移。負債総額は前年同期比62.6%の大幅増加だったが、唯一負債額100億円超の大型倒産((株)福岡センチュリークラブ、負債額349億円)が全体の額を押し上げたとも言えなくはなく、未だ小康状態が続いている状況にある。とはいえ、長引く不況の中、業績は頭打ちで地元中小企業の体力の消耗は続いており、水面下では倒産予備軍が増加しているものと思われる。
当期の特色として、ゴルフ場経営や旅館業といったサービス業の倒産が目立って発生した事が挙げられる。今年3月の東日本大地震以降、イベントや旅行のキャンセルが相次いだ事も起因している。当然、飲食店、小売業といった業種も同様で地震の影響が暗い影を落とす。また、金融円滑化法の適用申請企業が増加傾向にある一方で、金融機関が申し込みを謝絶するケースも増加傾向ある。いずれにしても良い傾向ではなさそうだ。また、倒産件数では不動の首位にある建設業を取り巻く環境は極めて厳しく、受注不振に陥り倒産に追い込まれるケースが後を絶たない。政府主導の中小企業向け金融諸支援策の効果が薄れてくれば倒産が一気に増加に転じる可能性を孕んでいる。

記事は週3回(地区によっては週1回)郵送でお届けする企業情報紙「東経情報」から抜粋したものです。
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