九州・沖縄地区ゼネコン100社の決算分析より10
地区別利益率状況
2008年度の100社の各利益率は前述の通り売上総利益率が8.29%、営業利益率が1.46%、経常利益率が1.61%、当期利益率がマイナス0.63%。
県別でみると各利益率で最も高い数値となっているのは鹿児島県で、売上総利益率12.69%、営業利益率3.27%、経常利益率4.05%、当期利益率2.16%となっている。
また、当期利益段階で宮崎県及び長崎県が赤字となったことから全体で見ても0.63%の赤字となったが、前述の通り宮崎県は(株)志多組、長崎県は(株)西海建設の大幅赤字が主な要因である。


2008年度のランキング上位100社のうち、最も多い売上区分は前回同様50億円未満の45社で、前回と同数。次いで50億円以上100億円未満が前回対比4社減の33社となっている。また、500億円以上は前回に引き続き松尾建設㈱(佐賀県)のみと変わりはないが、300億円以上400億円未満は前回の5社より4社減少し㈱志多組(宮崎県)1社のみとなった。
2008年度の九州・沖縄地区建築工事業100社の総売上高は8232億6976万7千円となり、96年度の集計開始以来(2002年度より集計基準を一部変更)最低であった2005年度の8233億6185万3千円を下回り最低の水準となった。