これからはスカウターだ!メガネ型網膜走査ディスプレイ「AiRScouter」

闘う相手の戦闘能力がわかるドラゴンボールのスカウターは、携帯性に優れたディスプレイの一種だ。モバイル好きの人なら、スカウターが欲しいと思っている人もいるだろう。そんなスカウターのようなディスプレイを開発しているメーカーが、ブラザー工業だ。
ブラザー工業は2010年7月21日、本年度に事業化予定のメガネ型網膜走査ディスプレイの名称を「AiRScouter(エアスカウター)」に決定したと発表した。
網膜走査ディスプレイは、画面が空中(エア)に浮かんでいるように見えることと、空気のように自然に軽く着用できるという特長から「エア」というキーワードが生まれた。
このキーワードに、使う人の傍らにあり、有益な情報を提供するディスプレーであるというコンセプトから、“情報を得る人”が原義である「scout」を組み合わせた造語「AiRScouter 」に決定した。
また、現実とバーチャルを融合する技術、AR(拡張現実)に適したディスプレーであることからAiRにはARの意味も含まれている。
今回の試作機では、レーザー光を走査する光学システムの設計を改善し、画像品質の向上を図ったことにより、以前の試作機に比べてより鮮明な画像の投影を実現している。
今後は、小型カメラが取り付け可能なデザインに変更するなど、実用化に向けてバージョンアップを行っていくとしている。
