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2010年08月31日

これからはスカウターだ!メガネ型網膜走査ディスプレイ「AiRScouter」

AiRScouter(エアスカウター)

闘う相手の戦闘能力がわかるドラゴンボールのスカウターは、携帯性に優れたディスプレイの一種だ。モバイル好きの人なら、スカウターが欲しいと思っている人もいるだろう。そんなスカウターのようなディスプレイを開発しているメーカーが、ブラザー工業だ。

ブラザー工業は2010年7月21日、本年度に事業化予定のメガネ型網膜走査ディスプレイの名称を「AiRScouter(エアスカウター)」に決定したと発表した。
網膜走査ディスプレイは、画面が空中(エア)に浮かんでいるように見えることと、空気のように自然に軽く着用できるという特長から「エア」というキーワードが生まれた。

このキーワードに、使う人の傍らにあり、有益な情報を提供するディスプレーであるというコンセプトから、“情報を得る人”が原義である「scout」を組み合わせた造語「AiRScouter 」に決定した。

また、現実とバーチャルを融合する技術、AR(拡張現実)に適したディスプレーであることからAiRにはARの意味も含まれている。

今回の試作機では、レーザー光を走査する光学システムの設計を改善し、画像品質の向上を図ったことにより、以前の試作機に比べてより鮮明な画像の投影を実現している。
今後は、小型カメラが取り付け可能なデザインに変更するなど、実用化に向けてバージョンアップを行っていくとしている。


ブラザー工業


提供:livedoorニュース

2010年08月30日

肉球が可愛いすぎる!ネコとイヌとiPhone・iPad好きは注目【イケショップのレア物】

LuluCat Speaker ~iPhone/iPod用猫型スピーカー~iPhoneやiPadを音楽用に使っている人はかなり多い。移動中はもとより、自宅でもiPhoneやiPadで音楽を楽しんでいる人もいるくらいだ。とはいえ、自宅でもイヤホンやヘッドフォンというのも、冷静に見なおすと、少々寂しい景色だ。

友人や恋人が部屋に来たときに、もうちょとなんとかしたい。そう思っている人に、今日は癒し系のiPhone/iPod用ペットスピーカーを紹介しよう。


■ネコ好きなあなたには肉球リモコンも可愛いコレ

ペットといえば、ネコ。そこでネコ好きにはたまらないiPhone/iPod用スピーカーがこれ「LuluCat Speaker ~iPhone/iPod用猫型スピーカー~」だ。
LuluCat Speaker ~iPhone/iPod用猫型スピーカー~


この「LuluCat Speaker」、なんとリモコンが「肉球」なのだ。肉球リモコンは操作ボタンが肉球のように柔らかくなっているというネコ好きにはたまらない仕様なのだ。
肉球リモコン

スピーカーは、猫の顔にあたる部分で、NXT社フラットパネル振動版を採用。ナチュラルでくせのない音質を実現している。また独立したサブウーファーユニットにより、豊かな低音も再生できる。さらに離れた場所からでもiPhone/iPodの操作ができるので、ソファやベッドでくつろぎながら音楽を楽しむことができる。

iPhone/iPodとは、Dockコネクタで接続する。
iPhone/iPodとはDockコネクタで接続 iPhone 4にも対応

カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、イエロー、ブルー、ピンクとあるので、好きなカラーのネコを選ぶことができる。
カラーは5色

対応機種
1st/2nd iPod touch(2009年モデル含)、iPod Classic(80GB、160GB、120GB)、iPod nano 1G~5G、iPod 4G/5G、iPod photo、iPod color display、iPod mini、iPhone 3G/3GS、iPhone 4
※iPhoneは接続時にメッセージが出るが、問題なく利用できる
※パッケージやマニュアルに『ステレオ』の表記があるが、これは2スピーカーという意味でステレオでないない。

LuluCat Speaker ~iPhone/iPod用猫型スピーカー~
価格:9,800円(税込)


■イヌ好きのあなたは

ネコの次は、イヌ好きのあなた用にはUSBオーディオインターフェースを内蔵したキュートな子犬型スピーカー「Puppy Speaker ~子犬型PCスピーカー」だ。
Puppy Speaker ~子犬型PCスピーカー

振動版にはNXT社フラットパネルを採用。ネコ型スピーカー同様にナチュラルでクリアな音質を実現。本体下部には底面放射型補助スピーカーも搭載しているので、低音から高音域まで高音質で音楽を楽しめる。
底面放射型補助スピーカー

電源は、USBバスパワーを利用するため、iPhoneやiPadとの接続もケーブル1本だけでOK。また、PCのUSBポートに接続するだけでPCの音声データを再生します。PCのUSBポートに接続するだけでOKだ。また、付属3.5mmケーブルは、iPod/iPhoneなどの音楽プレーヤーのイヤホン端子にも接続できる。
ケーブル1本でiPhone/iPadと接続

カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、イエロー、ブルー、グリーン、ピンク
カラーは6色

Puppy Speaker ~子犬型PCスピーカー~
価格:3,980円(税込)


伝説のレアものショップ イケショップ


提供:livedoorニュース

2010年08月27日

伝説の二足歩行ロボット 鉄人28号とブラックオックス【真ロボット伝説-博物館】

鉄人28号とブラックオックス日本では、鉄腕アトムや機動戦士ガンダムなど、アニメーションの影響もあり、世界の中でも二足歩行ロボットへの愛着と取り組みが熱い国である。

企業や大学・高校での研究や開発にとどまらず、個人が所有できる二足歩行ロボット市場も既に形成されており、全国各地で競技大会も定期的に開催されているほどだ。日本の二足歩行ロボットも歴史を重ね、様々な製品・機体が登場してきている。

秋葉原のヴイストンロボットセンターは、ロボットを販売するだけでなく、これまで登場した二足歩行ロボットの名機が展示されている。

そこで今回から、ヴイストンロボットセンターさんに協力していただき、これまでに登場した二足歩行ロボットの名機を紹介しながら、日本のロボットを見てみようと思う。


■ロボットといえば鉄人28号

アニメーションからロボットを知った人は多い。ロボットアニメといえば、マジンガーZや機動戦士ガンダム、マクロス、エヴァンゲリオンなど、近年に至るまで様々なロボットが登場しているが、その第一世代といえば、鉄腕アトムと鉄人28号だろう。

鉄人28号は、横山光輝氏が1956年に漫画で発表し、1963年にテレビアニメーションとして放送が開始されると当時の子供たちの人気を集めたロボットだ。

実は、この鉄人28号は、本格的な二足歩行ロボットとして製品化されたことがあるのだ。当時は、映画版の「鉄人28号」の上映にあわせたタイアップで開発され、2005年に発売された。

本格的な二足歩行ロボット 鉄人28号

この二足歩行版の鉄人28号は、1/50スケールで、全高38cm、重量2.5kg。SHIN-Walkの採用で膝を伸ばした自然な歩き方を実現しおり、目にはフルカラーLEDも搭載されている。キットには、小型8チャンネルロボット専用コントローラーで操縦ができるという。モーション編集専用ソフトウエアで独自の動作をプログラミングすることもできるそうだ。

現在は、販売完了し、その雄志は、ロボットセンターで見ることができる。
鉄人28号は、アニメ版と映画版があるそうで、ロボットセンターに展示されているのは、アニメ版だ。

映画版 鉄人28号


■鉄人28号といえば、宿敵ブラックオックス

鉄人28号の発売から3年後、鉄人の宿敵ブラックオックスも発売されている。

鉄人28号の宿敵ブラックオックス

鉄人28号から3年の月日を経て発表されたブラックオックスは、ジャイロセンサを搭載し、滑らかな歩行や旋回、起き上がり動作も実現するなど、鉄人よりも運動性能を大幅に向上している。また、歩行やパンチの音も発せられるという。全高は44cm、重量は約2.5kg。

進化したブラックオックス


ブラックオックスのパンチムービー
ブラックオックスの起き上がりムービー
ブラックオックスの目発光と見回しムービー
ブラックオックスの歩行ムービー


鉄人28号とブラックオックスは、人気が高く、フィギュア化も行われてきたロボットキャラクターだが、実際のロボットになるというのは、ファンだけでなく希なことだろう。

実際にブラックオックスが動いているムービーなどを見ると、アニメでしか見ていなかったロボットも、それほど遠くない未来には製造できるのではないかと思えてくる。


二足歩行ロボット 鉄人28号
二足歩行ロボット ブラックオックス


提供:livedoorニュース

2010年08月26日

まだ続くのか?!食べるラー油のブーム

唐辛子具入りで”食べられる”ことが売りのラー油が全国的な人気を集めている。ヒットの先駆けとなった桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」は品薄状態が続き、他メーカーの新商品やご当地ラー油なども続々と登場している。

今回はこのラー油ブームについてG-Searchの新聞・雑誌記事横断検索で調べてみた。


■ブームのきっかけは「桃屋」のラー油

具入りラー油は、食品メーカーの桃屋が昨年8月、「辛そうで辛くない少し辛いラー油」として商品化した。食べるラー油は、従来の液体タイプのラー油とは違い細かく刻んだ具が入っているのが特徴。

商品名にあるように、辛さは控えめで、香ばしい風味やサクサクとした食感でおかず感覚で食べることができる。

ご飯や幅広い食材のとも相性がよく、またラー油が食べられるという意外性から人気に火が付き、桃屋がおわびを出すほど品薄状態になった。

さらに今年に入り他のメーカーが同種の商品の販売を開始したことで、さらにブームは過熱した。


■外食産業に人気が波及

外食産業の各社も人気のラー油を使った新メニューの開発を進めている。すかいらーくが展開する「ガスト」では5月から、ラー油ソースで和えた温野菜をハンバーグに添えた。

モスバーガーでは6月に、自家製の「食べるラー油」をソースにしたハンバーガーを全国で期間限定発売した。

また外食とは少し異なるが「京都ホテルオークラ」では、カフェコーナーのケーキにまじって食べるラー油を販売している。ホテル直営の中国料理店が作り、昨年より販売をはじめたそうだ。


■ご当地(?)食べるラー油が続々登場

さらに各県では、地方の特産物をからめた食べるラー油を次々と発売されている。

例えば、

  北海道では、ラー油とめんたいこを組み合わせた「らー油明太だよ!」。

  岩手では、南部せんべい、八幡平産のニンニクなど地元食材を使った「食べるラー油」。

  静岡県では、静岡名物のだし粉とサクラエビを使った自家製「静岡ラー油」。

  群馬県では、下仁田ネギを入れた「下仁田ネギ入 たべるねぎラー油」。

  栃木県では、市内産トウガラシとアユを使ったラー油「食べるラーあゆ」。

  岡山県では、瀬戸内市牛窓町産のアミエビを使った「瀬戸内産じゃこらー油」。

などなど、様々な商品が発売されている。

ご当地商品の他にも最近では、カルビーが「食べるラー油」の味を再現したポテトチップス「石垣島ラー油味」を発売するなど、まだまだ「食べるラー油」人気は続きそうである。

(G-Search sideB編集部)


まだ続くのか?!食べるラー油のブームの関連記事、サイト情報はこちらから

※コラムは、G-Searchデータベースサービスを活用した、sideBコラムからの抜粋です
sideBコラムでは、関連記事や関連サイトなどを掲載しています


提供:livedoorニュース

2010年08月25日

六本木ヒルズの夜空を彩る!ツイッター花火大会

六本木ヒルズの夜空を彩る!ツイッター花火大会
夏の風物詩といえば、花火大会だが、東京 六本木では、一味違った花火大会を開催するようだ。

KDDIは、自分のツイッターアイコンなど好きな写真を投稿するだけで、auのスマートフォン「IS series」の広告に出演できるキャンペーン「MillionPlay」を展開中だ。

その一環として、六本木ヒルズのメトロハット内にアイコンの虹の巨大モニュメントが登場。さらに期間中六本木ヒルズの夜空を彩るツイッター花火大会「Million Play Hanabi」を実施する。

Million Playでは、すでに7月15日時点70,482点のアイコンの応募が集まっており、日本テレビ系「MusicLovers」内TVCMや首都圏・大阪の電車内広告などにすでに使われている。


■虹のモニュメント

虹のモニュメントは、mixiやツイッターのアイコンが虹になる、ユーザー参加型の巨大モニュメントだ。8月25日~8月29日の5日間、六本木ヒルズにあるメトロハット内に、応募者の中から選ばれた無数のアイコンが、鮮やかな虹のアートを彩ります。エスカレーターに乗ると、その巨大な虹をくぐり抜けながら、「ISseries」のコンセプトでもある『Share!/人と人のつながり』を体感することができる新スポットとなっている。

日程:8月25日(水)~8月29日(日)
会場:六本木ヒルズ内、メトロハット


■ツイッター花火大会「Million Play Hanabi」

ツイッター花火大会「Million Play Hanabi」は、六本木ヒルズのノースタワー壁面で繰り広げられる、最新のデジタル技術を駆使し、ツイッターと連動した花火大会だ。8月25日~8月 28日の限定4日間、日没に合わせた18時50分頃、全6台の最新技術を使った特殊なプロジェクターを使用してノースタワーの壁面に、本物さながらの花火を投影する。

打ちあがる、様々な形の色とりどりの花火一つひとつが、応募されたアイコン・画像できているという、これまでにない史上初の花火大会となっている。なお、スタート時間は、天候や会場状況によって前後する場合がある。

日程:8月25日(水)~8月28日(土)。18時50分~20時50分(予定)。
会場:六本木ヒルズのノースタワー壁面
Photo花火撮影場所:六本木ヒルズ内メトロハットを上がって左手すぐ滝の噴水前

ツイッター花火大会「Million Play Hanabi」


KDDI


提供:livedoorニュース

2010年08月24日

大人気で品薄のガリガリ君、の奥が深い。

アイス毎日続くこの暑さ、体の中からてっとり早く冷やせるアイスが売れ行き好調の模様。最近アイスの定番「ガリガリ君」が品薄状態というニュースをよく耳にします。

今回はこの夏大人気のガリガリ君についてG-Searchの新聞・雑誌記事横断検索で調べてみた。


■お天気に翻弄されるガリガリ君

ガリガリ君は1980年「子供が遊びながら片手で食べられるかき氷が出来ないか?」という思いから商品開発がスタート、外側のキャンディー部分と中側のしゃりしゃり氷部分からできているアイスです。

1981年に赤城乳業から販売されて以来、皆さんもご存知のとおり子供から大人まで幅広く愛されている人気の氷菓商品です。

ただ今年のように7月の販売本数が前年同月比約6割増に達し「増産しても需要に供給が追いつかない」好調の年もあれば、去年のような日照不足による天候不順の年は前年の20%減という低調な年もあり、ガリガリ君の人気は天候に大きく左右されているようです。


■ガリガリ君のプロフィール

赤城乳業のHPをのぞいて見ると、ガリガリ君にはプロフィールもあるようです。

名前:ガリガリ君
年齢:小学生
住所:埼玉県深谷市
秘密:変身するとシャリシャリ君になる

ざっくりとしたプロフィール、4番目の情報で秘密を漏らしちゃってるあたりが、なんとも言えないかわいらしさです。

またガリ子ちゃんという家族もいて、ガリガリ君は元気でやんちゃな小学生、ガリ子ちゃんはやさしい幼稚園生とのこと。

しかし「その他家族はいません」というちょっぴり寂しい家族構成。いつも元気そうなガリガリ君も複雑な家庭環境で、意外と苦労人か?というのは勝手な妄想です。


■次々と発売される新フレーバー

ガリガリ君の定番と言えばソーダ味ですが、その他にもたくさんの味の種類がありました。今年に入ってからだけでも

 ・ 「ガリガリ君 梨」発売 2010.07.05 日本食糧新聞
 ・ 「ガリガリ君 レモンスカッシュ」発売 2010.05.21 日本食糧新聞
 ・ 「ガリガリ君 白桃」発売 2010.03.26 日本食糧新聞

こんなに短い期間で新商品がどんどんと発売されていました。

それに加えて新聞記事によると、製品の硬さを強化して、スティックの抜けやすさ、みつだれを防止するなど、改良が加えられいるようです。

定番と思っていたコーラ味も密かに改良され、進化しているではありませんか。

その他、ガリガリ君にガリガリッチくんというシリーズも存在します。

さっぱりなガリガリ君に対して、とにかく濃厚が売りのガリガリッチくん。お値段もガリガリ君が60円なのに対し100円とリッチな価格です。

ただこちら40円の差とは思えないリッチな美味しさで、私はガリガリッチくんシリーズのミルクミルクやバニラバニラを一時期買い占めていたほどです。

加えて、ガリ子ちゃんのシリーズもあるようです。ガリ子ちゃんの方はクリームソーダ、クリームバナナ、クリームレモン・・・etc、クリーム系で展開しています。

こんなにもガリガリ君がバラエティ豊かだったとは。

まだまだ暑い日は続きそうですが、ガリガリ君を楽しんでいるうちに、何とか乗り切れそうな気がしてきました。

赤城乳業株式会社


提供:株式会社ジー・サーチ

2010年08月23日

海水浴までも禁煙に!神奈川県で禁煙条例が成立

浜辺現在、8月の海水浴シーズンの真っ只中ですが、今年から神奈川県「禁煙条例」が成立したニュースをご存知でしょうか?

これまで、夏の海と言えば、砂浜でビールやたばこを片手にまったりと、真っ黒に日焼けする娯楽の場として楽しんできましたが、今年からビーチでの喫煙がNGとなり喫煙者にとっては、またしても肩身の狭くなる話です。

また、今年の10月からたばこ税が大幅に引き上げられる話もあります。

そんな訳で、ここ最近からブームとなっている「禁煙」に関するトピックについてG-Searchの新聞・雑誌記事横断検索を使って調べてみました。


■神奈川県の海水浴場を原則禁煙とする条例

神奈川県内すべての海水浴場を原則禁煙とする条例は、安全できれいなビーチを目指して制定され、喫煙場所以外での喫煙を禁じています。

たばこによるやけどのリスクや吸い殻の散乱をなくすのが狙いで、ビーチでの喫煙を規制する条例は、都道府県では初めて。

普段、タバコを吸わない方にとって良い話である事は十分理解できますが、意外にも喫煙者の間でも賛成意見が多いようです。

確かに現在は、都心の駅周辺ではほとんどの場所で禁煙地区となっており、喫煙者の間でも何気にタバコに火をつける事が無くなったのではないでしょうか?愛煙家とはいえ、やはり自身の健康面は常に意識するもの。また、健康面以外にも金銭的な面からも良いことだと思われます。


■千代田区の路上喫煙禁止条例

そもそも禁煙がここまで大きな話題としてに取り上げられるきっかけとなったのが、健康増進法(平成14年施行)であると言われておりますが、10年前とは比較して大きく変化したと言えるのではないでしょうか。

「ポイ捨て禁止条例」はかつてより多くの自治体で施行されていましたが、「千代田区の路上喫煙禁止条例」では、日本初の路上での喫煙に対して過料を適用した条例。過料2,000円を当面の間徴収し、定期的な巡回を行っています。

指定区域内の公道上での路上喫煙を禁止とし、今まで適用除外地域であった永田町・霞が関・内幸町も2010年度から適用となり、千代田区全域で公道上の路上喫煙が禁止されました。

一方で千代田区の条例のように区の殆どの区域の公道上で路上喫煙が禁止されている場合、喫煙者から喫煙所を設置するよう意見が出たり、公園などで喫煙をする喫煙者に対して、一部の公園利用者や近隣住人から苦情が出ていることも事実です。


■2010年10月の増税

2009年末に閣議決定された税制改正大綱で、たばこ1本につき税金を3.5円引き上げることが固まり、たばこメーカーの値上げ分の1.5円を合わせて1本5円・1箱100円の値上げ(現在300円が400円に)が、2010年10月より実施される予定です。

これまで、たばこ料金が引き上げられた場合は、たばこ1箱につき、20~30円程度が目安でしたが、今回の1箱100円の値上げは、さすがに喫煙者にとって財布がきつくなるため、「いっそのこと増税されたらたばこを吸うのをちょっと休んでみようか」という方も多いのではないでしょうか。

そもそもたばこ増税の目的として、税収増を期待しているわけではないと言われておりますが、10月1日からのたばこ増税による販売数量や税収への影響について、財務省がまとめた試算によると、禁煙、節煙の流れが加速し、2010年度の販売数量は、今年度比16%減の見込み。

現状より2割以上落ち込む事が試算されており、落ち込み幅は把握している1965年度以降で最大。国と地方合わせた税収も09年度当初予算に比べ1000億円余り減少し、1兆9734億円を見込んでいるとの事です。

喫煙者によって、1箱100円の値上げは確かに財布がきつくなりますが、どうも中途半端に税金を吸い上げられているようも感じます。それならば一層の事、1箱1,000円にしてしまうのも良いかもしれません。

それも段階的な値上げではなく、一気に値上げするという具合に。

1箱1,000円になると、実際にどのくらいの人がたばこをやめるのかも興味深いです。

健康志向の高まりは、よても良いことだと思います。喫煙者である私も含めて、そろそろたばこに頼って生きていくという考え方を捨てないといけない時期が差し迫っているのかもしれません。

(G-Search sideB編集部)


海水浴までも禁煙に!神奈川県で禁煙条例が成立の関連記事、サイト情報はこちらから。

※コラムは、G-Searchデータベースサービスを活用した、sideBコラムからの抜粋です。
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提供:livedoorニュース

2010年08月20日

ただ今「銀座鉄道」運行中!夏休みに親子で楽しめる鉄道展【新-写真空間】

鉄道展【新-写真空間】夏休みは親子の思い出を残せる季節。旅行やテーマパークなど、親子そろって過ごす時間は、子供だけでなく、親にとっても貴重な時間でもある。

思い出作りは、なにも遠出をするだけではない。夏休みに東京に残る人や東京に遊びにきた人には東京での思い出作りがある。今、銀座の真ん中で公開されている「銀座鉄道」もそうした思い出が作れる写真展である。

「銀座鉄道」は、鉄道写真家 広田 泉氏のプロデュースでリコーフォトギャラリー「RING CUBE」初となる鉄道写真展だ。
鉄道写真家 広田泉氏

鉄道写真展というと、レトロや鉄道マニア向けと思われがちだが、「銀座鉄道」は夏休みを家族で楽しめる写真展となっている。

「RING CUBE」では、昨年好評を得た「銀座どうぶつ園」に続く親子で楽しめる夏休みの企画として、鉄道をテーマにした写真展を開催しようと広田氏に相談したという。広田氏も、ずっと親子で楽しめる鉄道写真展の企画を温めていたことから、今回の「銀座鉄道」が実現した。

「銀座鉄道」は、館内に鉄道模型や原寸大のSL写真を展示するほか、1ヶ月の期間に何度でも足を運んで楽しめるようにと、展示写真の入れ替えや3Dビュワーを追加するなど、展示内容の変化も楽しめる内容となっている。


■全館まるごと楽しめる鉄道写真展

通常は、9Fから8Fに下り、企画展に入場となるが、「銀座鉄道」では、9Fの受け付けを入った瞬間から「銀座鉄道」は始まっている。

9Fには、広田氏の欧州の鉄道写真コーナー、実物大のSL写真と精密な鉄道模型が展示されている。
鉄道模型

9Fから本展示会場の8Fに降りる階段では、SLの写真が目の前に展示されているこだわりようだ。

8Fの展示会場では、鉄道の「今」をテーマに「走る」「停まる」「渡る」「旅立ち」の各コーナーを設置し、広田氏の写真のほか、寄稿写真も展示することで、親しみやすい鉄道の姿を見ることができる。
8Fの展示会場

「走る」コーナーでは、子供の目線に近い低い位置にいろいろな新幹線の編成車両の写真が小さな子供に見やすい高さに展示されており、子供たちが喜ぶだけでなく、資料写真として大人も楽しめる。
新幹線の車両写真もある「走る」コーナー

「渡る」コーナーでは、山河の多い日本の鉄道の特徴である橋のある情景を見ることができる。
「渡る」コーナーは、日本の特徴である橋のある景色

旅立ちコーナーは、オープンフロアの自然光により開放感が溢れ、銀座の街が見下ろすころができる。
銀座の街が見渡せる「旅立ち」コーナー


■銀座鉄道の見所はココ

リコーフォトギャラリー「RING CUBE」を「銀座鉄道」に変えるために、広田氏のほかリコー総合デザインセンターが全面協力しているのも、この企画の特徴だ。

リコー総合デザインセンターのデザイナーたち思いが現れているのが、昼と夜バージョンがある「銀座鉄道」のDMだ。このDMは、広田氏の要望もあり、あえて写真ではなくイラストで描かれている。路面電車から新幹線まで混在する銀座の景色は非日常的な「銀座鉄道」の世界をイメージしている。また、DMの端は切符がデザインされ、改札ハサミマークは実際の有楽町駅と銀座駅というこだわりようだ。

来場した人だけでなく、来場されてない人とも、Twitterなどで、DMの話題で小一時間は語れるネタになりそうだ。
一番人気は、このDM


●大人も子供も飽きないスライドショー

広田氏の集中力が途切れない長さにという意向から作成されたスライドショーは、11分ほどで子供も大人も楽しめるものとなった。
スライドショーコーナー


●「謎のボックス」を覗こう
旅立ちコーナーの先には、なにやら謎のボックスがある。
覗いてみると・・・
謎のボックス

何が見えるかは、会場でのお楽しみ・・・


●鉄道カラーの限定「GXR」と「CX」

なんと会場には、「銀座鉄道」限定の鉄道カラーGXRとCXがある。もちろん、非売品。販売の予定はない。銀座鉄道にいかないと見られない、貴重なアイテムだ。

この夏は、家族で「銀座鉄道」に足を運んでみてはいかがだろうか。


【作家プロフィール】
広田 泉(ひろた いずみ)
1969年東京生まれ。
スピード感溢れる乗り物に、幼いころから興味をいだき、写真を撮りはじめる。
現在は写真展などで作品を発表するなかカメラやレンズを初めとする機材全般のインプレッションや開発を多く手掛ける。
また写真教室や撮影会、TVなどで写真の楽しさを広く伝えようと活動中。
2008年よりデジ侍のメンバーとして参加を開始。

リコーフォトギャラリー「RING CUBE」


提供:livedoorニュース

2010年08月19日

音楽ファイルの不正アップロードに対し、538万円の支払いを命じる判決

ファイルイラスト一般社団法人 日本レコード協会は2010年8月6日、ファイル共有ソフトを悪用した音楽ファイルの不正アップロードを行った40歳代の男性に対し、総額538万1,280円の損害賠償金および遅延損害金の支払いを命じる判決が下ったことを明らかにした。

東京地方裁判所は2010年7月5日、ファイル共有ソフト「WinMX」を悪用して著作権侵害を行っていた大阪市在住の40歳代の男性(以下、被告)に対し損害賠償請求の支払いを求めた同協会会員レコード会社4社(以下、原告)の訴えについて、原告の請求どおり被告に対し総額 5,381,280円の損害賠償金および遅延損害金の支払いを命じる判決を下した。

本件訴訟は、被告が2008年11月から2009年3 月の4ヵ月の間、権利者の許諾無く約150もの大量の音楽ファイル等をアップロードして著作権侵害を行っていたため、原告代理人弁護士が再発防止と損害賠償の協議を行うため、被告に対し再三呼び出しを行ったにもかかわらず、被告が明確な理由なく協議に応じなかったため、原告はやむを得ず民事訴訟を提起していたもの。

なお、同協会会員レコード会社は、上記被告以外にファイル共有ソフトを悪用して音楽ファイルを権利者に無断で公開していた不正アップローダー18名との間で今後著作権侵害を行わない旨の誓約書の提出と損害賠償金の支払いにより和解を成立させている。

また、同協会は2010年4月にファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)に参加し、Winnyを悪用して権利者の許諾なく音楽ファイル等を不正アップロードしている者に対して、現在まで147通の啓発メールの送信をプロバイダに要請している。

同協会及び同協会会員レコード会社は、音楽配信市場の健全な発展とかかる著作権法違反行為の撲滅のため、今後もファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害事件に積極的に取り組んでいくとしている。

一般社団法人 日本レコード協会


提供:livedoorニュース

2010年08月18日

柔らかいのに堅い植物たち 13歳から写真を旅したきらめく新しい感性【NEXT GENERATION】

杉本 春奈さんいつの時代も新しい感性をもった作家が時代を切り開いていくが、その道は決して平坦ではない。
挑戦的な企画の写真展を次々開催するリコーフォトギャラリー「RING CUBE」が、また新しい試みを開始した。

「RING CUBE」では、8階の企画展示スペースのほかに、9階に小さな写真展ができるフォトスペースがある。このスペースを使った有望な若手写真家の写真展「NEXT GENERATION」だ。

日本では、写真コンテストなどで受賞した将来性のある若手写真家でさえ、その後発表の機会を十分に得られずに世に出られないケースが多い。こうした状況の中、無償で展示スペースを提供して新しい感性の有望な写真家を多くの人に見て、知ってもらおうという思いからスタートした。

記念すべき第1回は、13歳から写真の世界に入った杉本 春奈さんだ。


■光の中で主張する柔らかいのに堅い植物たち

今回の作品は、全10点。テーマは、人が自然にふれる機会の大切さだという。人は誰かといることで無意識のうちにストレスを感じて生きているので、作品を観た人が自然にふれて、そうしたストレスから解放してもらいたいという。今回、杉本さんは、ハイキーのカラー写真に和紙を使ったプリントで作品を仕上げている。
杉本さんの写真

杉本さんの写真は、実に不思議な空気感と溢れる光に満ち作品だ。
カラー写真でハイキーな作品を作ることは非常に難しいレンジの世界だ。光量オーバーの世界では、少しでもオーバーに傾くと、色や形が崩れ、写真にすらならないからだ。

しかし杉本さんの写真は、単にハイキーという作品ではない。通常ハイキーな写真は形や色が光に埋もれて淡くなっていくのだが、杉本さんの作品の中の植物たちは、驚くほど生命力に溢れ、その存在を主張しているのだ。

こうした微妙な柔らかさの中にフォルムの強さを表現する作品は、見たことのない新しい感覚だ。
杉本さんの写真

杉本さんが、なぜこうした作品が作れるようになったのか、たどり着いたのか。
理由は、これまでの活動に中にかくされていた。


■13歳からはじめた写真を巡る旅(経験)が豊かな感性を育む

最初に写真の魅力を体感したのは、祖父のコンパクトフィルムカメラだという。そのカメラで撮った桜が自分の予想を超えて美しく撮れた感動が彼女を写真の世界に導いたそうだ。

本格的に写真を撮りはじめたのは、マニュアルフォーカスの一眼レフ フィルムカメラ。当時は家の周りや兄弟などをモノクロやカラーで撮った。デジカメは嫌いだったそうだが、14歳で、マニュアルモードが使える写り方の好きなデジカメを知って、購入してデジカメでも撮影するようになった。

写真展を開催しはじめたのは、いまから5年前の2005年だ。
当時17歳の彼女が写真展を開催したいと思っていた頃に、「フォトアートドットコムオープン記念写真コンテスト」で金賞を受賞。そのときの賞金を個展の費用にしたという。初めての個展での作品は、同年代の友人を被写体に人を撮ったものだった。

プロ写真家や経験者から、多くのアドバイスをうけたが、そのころの自分には、まだよくわからなかったと彼女はいう。

しかし、彼女はその経験から、デジカメでマニュアル撮りを試しながら写真と深くかかわっていった。そして、モノクロ写真で2005年「JEANS FACTORY CONTEMPORARY ART AWARD 2005」 優秀賞を受賞する。このとき、写真以外のアート作品の作家達と交流をしたことがよい経験となる。

2007年の2回目の個展「Photo Cinema」では、スライドショーの作品を上映した。1枚の写真でもなく、動画でもない、写真にしかできない時間と奥行きを杉本さんは、作品作りを通して身につけたようだ。

そして、2008年の個展「-Moment-」では、モノクロで色にまどわされない植物の生き物としての力強さや、カラーで知っている人の自分が知らない表情を作品にしたという。
杉本さんの写真


■強さと儚さ、柔らかさと堅さ 写真に封じ込められた世界

2010年 リコーフォトギャラリー「RING CUBE」でのNEXT GENERATIONの作品は、観ていると、ただのハイキー調のカラー写真と見逃す人も多い。しかし、足を止め、じっくり写真を観た人には、違った世界、感性が伝わっているようだった。

新しい感性と作品は、見逃されてしまいがちだ。今回の「NEXT GENERATION」のように、より多くに人がふれる機会を得ることは、作家にとっても写真好きの人にとっても、嬉しい限りだ。
杉本さんの写真


■プロフィール
杉本 春奈 / Sugimoto Haruna
1986年 高知県生まれ
オフィシャルページ

個展
2005年 「17」(高知市文化プラザかるぽーと市民ギャラリー/高知)
2007年 「Photo Cinema」(Peace Cafe/高知)
2008年 「-Moment-」(graffiti/高知)
     「光の絵」 (odd eye/高知)
   「Plants」 (Chubby's Kitchen/高知)
2009年 「-SIRIUS-」(graffiti/高知)
2010年「inside」(沢田マンションギャラリー room38/高知)

受賞歴
2002年 「コニカQPデジタルフォトコンテスト」入賞
2004年 「フォトアートドットコムオープン記念写真コンテスト」金賞
2005年 「JEANS FACTORY CONTEMPORARY ART AWARD 2005」 優秀賞
     (高知市文化プラザかるぽーと市民ギャラリー/高知県)
2009年 「第29回高知県女流展」 立体部門 青潮賞・高知美術振興会奨励賞(高知県立美術館/高知県)
    「ALSACE WINE PHOTO CONTEST 2009」グランプリ(東京ミッドタウン/東京都)
    「関西御苗場2009」 レビュアー賞 Gallery Kai 推薦(海岸通ギャラリーCASO/大阪府)

出版物等
2009年 「MySpace From JP.」vol.2 作品掲載
2010年 「PHaT PHOTO」 1-2月号「 関西御苗場」「ALSACE WINE PHOTO CONTEST 2009」 作品掲載
    「NotForSale」NFS.COM 作品掲載(http://nfsp.chottu.net/)

リコーフォトギャラリー「RING CUBE」


提供:livedoorニュース

2010年08月16日

新しい使い方を広げたい!パナソニックの担当者が語る3Dムービー

名倉 誠 氏「3D元年」と言われる本年、パナソニックは業界に先駆け、3D対応ビエラとブルーレイ3D対応のディーガを発売した。映画やスポーツなどの3Dコンテンツの普及が進む一方、ユーザーから「自分で3D写真や動画を撮影して楽しみたい」との声が大きくなっていることから、パナソニックは3D対応の新製品を投入する。

パナソニックは去る2010年7月28日、デジタルハイビジョンカメラの新製品「HDC-TM750/TM650」、3Dコンバージョンレンズ「VW-CLT1」を8月下旬より発売すると発表した。

パナソニック、3Dが撮れるムービーを発表


■手軽に3Dが撮影できる - パナソニック名倉氏
名倉氏は「3MOSセンサーによる史上最高画質を実現したと。それに加えまして、世界初の3Dコンバージョンレンズを付ければ、手軽に3Dが撮影できる...」とのこと。詳細は、こちら。

・パナソニック AVCネットワークス社 ネットワーク事業グループ ムービービジネスユニット長 名倉 誠 氏(動画)


パナソニック


提供:livedoorニュース

2010年08月12日

平成22年上半期 中四国地区の主な倒産を振り返る2

倒産を振り返る【4月 倒産件数は減少】
 地場中堅チルド輸送業者の朝日運送㈱[広島市西区]が、15億円内外の負債を抱え事業を停止、破産手続開始申立準備に入った。広島市西部を中心としたエリアに、地元大手スーパーのイズミや食品関連業者の紀文食品、マルハニチロなど良筋を含む受注基盤を構築。その後、岡山県倉敷市、愛媛県伊予郡、大阪市住之江区に営業所を設置し関西・中四国にまでエリアを拡大。地場中堅業者として数えられるまでに成長を遂げた。しかし、近年に入り粉飾決算が発覚。平成18年1月期以降、修正損の計上により大幅赤字を計上し債務超過に転落し、対外的な与信も大幅に低下する中、平成19年頃からは借入金の返済も滞り、一部の金融機関は債権をサービサーに譲渡。また、譲渡債権請求事件や敷金返還請求事件など、金銭トラブルで訴えられ、厳しい状況が続いていた。近時、広島本店の営業権譲渡先を探すも、折り合いのつく先が見つからず断念。遂に限界に達した。

 建設業界でも依然市況が低迷。とび土工工事を手がける㈱御崎組[岡山市南区]が支払い不能に陥り、破産手続開始申立準備に入った。国土交通大臣許可を取得し、岡山県及び山口県をエリアに稼働。公共工事元請の他、大手建設工事業者からの下請けにより受注基盤を構築し、岡山県下ではトップ30に入る中堅業者に成長してきた。しかし、近年続く公共工事削減策の影響が色濃く受注環境は悪化。減収に歯止めが掛からず赤字決算に転落するなど、厳しい経営を強いられていた。そのような中、遂に資金面が限界となり、事業継続を断念した。


【5月 アパレル業界でも】
 婦人服製造販売の㈱ラブエルが事業を停止、破産手続開始申立準備に入った。百貨店やショッピングセンターへの卸売を行うほか、自社でもテナント直営店を経営。昭和60年には東京 原宿に営業所を設置するなど積極的な動きを見せていた。しかし、バブル崩壊後の急激な市況の低迷に耐えきれず、平成5年1月には広島地裁に和議を申請し事実上倒産。再建を図り、近年までに北海道から鹿児島まで、日本全国で39店舗の自社ブランド店を展開してきた。しかし、近年では景気の低迷から資金面は軟化。平成19年以降、取引金融機関が相次いでサービサーに債権を譲渡。また、平成21年には本店不動産を売却するなど事態は更に暗転。取引先から動産譲渡登記・債権譲渡登記を設定されるなど、対外的与信も大幅に低下し先行きが注目されていたが、遂に力尽きた。

 機械部品加工の老舗業者 前島工業㈱[島根県八束郡]が松江地裁より破産手続開始決定を受けた。負債総額は7億2,900万円。農業機械、工作機械、理美容機械など、各種機械装置の部品加工及び製造を手がける他、ハンドエアポンプや家庭用木工旋盤などの開発も行い、永年の実績による技術力には定評があった。しかし、近年の景気後退に伴い、主要取引先の設備投資が鈍化。自社工場の売却により急場を凌ぐ計画を立てるもうまくいかず資金繰りが悪化し、遂に限界を迎えた。


【6月 依然厳しい建設業界】
 建設工事業界市況の低迷は材料業者へも影響を与えており、広島県三原市の木材・建材販売業者 中川木材㈱が10億1,000万円の負債を抱え広島地裁尾道支部へ破産手続開始申立を行った。明治43年創業の老舗業者で、地場ではトップクラスにランク。本店所在地以外にも福山市に営業所を設置、備後地区をエリアに建築工事業者を対象とした受注基盤を構築してきた。本業以外にもホテル経営やキャンプ場の経営を行う等経営を多角化。しかし、景気後退が進み本業で厳しい経営を強いられる中、兼業部門も業績に貢献せず重荷となり、平成9年にはホテルを売却。資産処理を進め立て直しを図るも、平成9年12月広島地裁に和議を申請し事実上倒産。平成10年10月に和議認可を受け再建に取り組んできたが、近時に入ってからも業界不況は続き、遂に限界に達したことから事業継続を断念した。なお、尾道市で運営していたオートキャンプ場も閉鎖をしている。

 景気後退の波は食の関連業者へも広がり、㈲井原ファーム[岡山県井原市、採卵養鶏]が15億3,000万円の負債を抱え岡山地裁倉敷支部に民事再生手続開始を申し立てた。飼料業界大手の日本配合飼料㈱を主取引先とし、井原地区では中堅クラスに位置していた。創業当時から積極的な設備投資を行い、当地区では先駆的な鶏舎も建築。しかし、積極策が裏目に出ており、債務不履行が発生。金融機関の管理下に置かれる等、対外的与信は低下をしていた。その後も周囲の養鶏業者を傘下に置くなど積極策を続けたが、鳥インフルエンザや鶏卵価格の低下などの影響で売上高は減収で推移。それまで支援をしてきた支援メーカーからの協力も得られなくなり、資金繰りが急激に逼迫し、限界を迎えた。

 松栄産業㈱[広島県尾道市、総合建設]が、事業を停止、破産手続開始申立準備に入った。過去には工事業以外に海砂採取を行い安定した業績を確保。しかし、広島県全域の海砂採取が禁止され売上の柱の一部を失う格好となった。そのような中、平成9年に代表者が贈賄の疑いで逮捕される事件が勃発。対外的信用も低下をしていた。その後、広島支店や実質本店であった福山支店を閉鎖し現本店に集約。大幅なリストラ策に着手をして立て直しを図ってきた。しかし、平成17年には関連会社のマツキ建設㈱が談合を行ったとして広島県から90日の指名停止処分(その後同社は休眠)を受け、グループでの信用が完全に失墜。不動産部門を分離させ、建設業に専念することで立て直しを図ってきたが、近年続く業界市況低迷の影響で業績回復には至らず、遂に事業継続を断念した。

2010年08月11日

平成22年上半期 中四国地区の主な倒産を振り返る1

倒産を振り返る【1月 件数は横ばいながら大型倒産も】
 広島県尾道市の石油類輸送業者㈱ローリーテックコーポレーションが33億6,000万円の負債を抱え広島地裁尾道支部より破産手続開始決定を受けた。旧社名㈱中国運送、業歴50年を数える老舗。タンクローリーによる石油類の輸送を行い、相応の設備投資が必要な業種で、新規参入者は少なく事業を有利に展開。しかし、燃料価格の高騰など経営環境が悪化。関連会社に行った25億円の債務保証が不良化するなど財務面も劣化し、遂に限界を迎えた。なお、平成21年9月から、新会社中国運輸㈱が事業を引き継いでいる。

 島根県浜田市の生コンクリート製造業 浜田生コン㈱が46億円内外の負債を抱え松江地裁より破産手続開始決定を受けた。地元浜田市の他、江津市と広島市に工場を有し、同エリアで相応のシェアを確保していた。しかし、実質子会社の天狗石リゾート㈱[島根県那賀郡旭町、スキー場経営]が平成13年7月に破産。同社に対し多額の不良債権が発生し、当社自体も当時76億円の負債を抱え松江地裁に民事再生を申請。平成14年11月にはウベコン浜田㈱[同所、生コン製造]に事業譲渡を行い当社は解散。平成21年7月に当社の再生手続は終結を迎えたが、処分できる資産も尽きており、今回の措置へ踏み切った。

 リゾート業界でも朝日ゴルフクラブ広島コース、大山コースを経営する朝日リゾート開発㈱[登記上本店・大阪市中央区]が大阪地裁より破産手続開始決定を受けた。預託金150億円を含めた負債総額は187億円内外。平成1年に設立し、広島コースは平成5年12月にオープン。山陽自動車道志和ICからも近い立地で、難易度は高いが一時は相応に人気を有していた。しかし、景気の低迷とともに来客数は減少し、同業他社との競争は激化。厳しい経営を強いられており、平成20年頃にはゴルフ場売却などの動きも見せ注目をされていたが、遂に限界に達し事業継続を断念した。


【2月 経営破綻が続くゴルフ場業界】
 ㈱出雲空港カントリー倶楽部[島根県簸川郡、ゴルフ場経営]が72億円の負債を抱え民事再生手続開始申立を東京地裁に行った。地元斐川町が6.7%出資の第三セクターとして発足。出雲空港から車で5分と立地条件は良く、地元ゴルファーからの支持を得て経営を続けてきた。しかし、平成15年以降は市況の低迷とともに減収で推移。経営難に陥る中、平成16年からは預託金の償還も始まったが、会員に対し10年間の延長を要請。しかし、20%の会員からは同意を得られず、その内一部会員との間では預託金返還訴訟に発展、資金繰りが逼迫し、遂に限界に達した。

 カトキチ高松開発㈱[香川県高松市、ゴルフ場経営]が東京地裁に会社更生手続開始申立を行った。カトキチクイーンズゴルフトーナメントが開催されるなど知名度も高い屋島カントリークラブを経営。しかし、平成19年にグループ中核の㈱加ト吉の循環取引が発覚。また、近年は景気後退の影響もあり会員数は減少の一途を辿っていた。そのような中、平成22年2月末に2億円の預託金償還が迫っており、資金調達が困難なため今回の措置を選択した。

 経営コンサルタント業の㈱メジャー[広島市西区]が、15億5,000万円の負債を抱え広島地裁に破産手続開始申立を行った。税理士事務所の会計部門が分離独立、司法書士事務所や社会保険労務士事務所などと連携を図り、企業支援や労務、法務、会計など総合的なコンサルタント業務を行ってきた。平成16年には東京支店を設置しエリアを拡大。近年では200件以上の顧問先を抱えていた。しかし、2人代表の一人、某代表者がコンサル先の取引行から不正に資金を引き出すなどの問題が勃発。返済問題を抱える中、同氏が急逝し事態は暗転。資金繰りの目処が立たなくなり、遂に限界に達した。


【3月 倒産件数は大幅増加で推移】
 地元有名釣具店の㈱アングルが6億2,800万円の負債を抱え広島地裁に対し特別清算開始申立を行った。当社は“釣具のアングル”として釣具の他アウトドア用品の販売を手がけてきた。広島県を中心に、山口県・愛媛県にも出店を重ね、瀬戸内沿線を営業エリアとして構築。しかし、近年は同業他社の進出も多く競争は激化。関連会社を吸収合併させるなどリストラ策を断行し立て直しを図ってきたが、厳しい経営を強いられており、平成21年4月には㈱植村漁具[山口県下関市]に会社分割を行い、当社としての事業継続を断念していた。

 そうした中、関連会社のウッズ㈱(旧商号 タンクルウッド㈱)も平成22年2月に広島地裁より破産手続開始決定を受けるなど、グループ自体としても経営は行き詰っていた。なお、釣具店舗“アングル”は現在も同商号で営業を続けている。

 内装業者の㈲ニシハラ[広島市中区]が広島地裁に破産手続開始申立を行った。明治38年4月創業の老舗業者で、地元建築業者の下請けを中心とした受注基盤を構築してきた。しかし、業界市況は低迷し、収益面は悪化。債務超過を抱え、老舗と言えども厳しい経営を強いられていたが、遂に限界に達した。

 ㈱モモ・アライアンス[岡山市北区]が破産手続開始申立準備に入った。業界後発ながら、電子機器・ソフトウェア開発技術には定評があり、大手企業からの支援を受けていた。しかし、先行する開発費の償却負担が大きく、近年では億単位の大幅赤字を計上。本店移転を行い、家賃負担の軽減を図るなど懸命の立て直しを図っていた。資金面が逼迫する状況の中、取引先各社に対し支払い条件の変更を要請。また、従業員給与の支払いも滞る状態となり、対外的な与信が急速に低下。業界内では先行きが注目されていたが、遂に限界に達し事業継続を断念した。

2010年08月09日

上場ゼネコン53社の平成21年度業績4

表1

2010年08月06日

祈心こそ天に通ず

今日は広島市民にとって特別な日。

歴史的悲劇から目をそむけないために、犠牲者の霊を慰め、世界平和を祈る。

原爆慰霊の端的な言葉などというものはこの世にあり得ない。

あるのは被爆という『事実』だけ。

原爆の日とは本来、被爆の事実を静かに見つめる日であろう。

多くの言葉を書き連ねる必要はない。

二度と悲劇が繰り返されることがないよう心から祈りを捧げる。


                                東京経済(株)広島支社
                                   支社長 勝目一広
                                     他支社員一同

上場ゼネコン53社の平成21年度業績3

業績◎DEレシオ
 有利子負債への依存度を示す指標で、多くのゼネコンが中期経営計画などで目標値を掲げているが、全社平均は1.1倍と前期末から0.2ポイント改善した。自己資本が増加した一方、有利子負債の圧縮が進んだ結果。

 1倍を超えると有利子負債の圧縮を求められることが多いが、スーパーゼネコンは軒並み1倍超。最大は大成の1.9倍。その他ではたな卸不動産を多く抱える長谷工が2.4倍、PFI事業子会社を新規に連結した淺沼も2.0倍、3期連続赤字の福田が1.7倍と目立つ。下位ゼネコンでは大末(3.2倍)、「46.南海辰村建設」(3.9倍)、「48.森組」(2.8倍)の在阪3社が過小資本体質。

 なお、レポート中では有利子負債からバランスシート上の現金預金を差引いた「ネットDEレシオ」を用い、より実態に近い有利子負債依存度を算出している。


◎まとめ
 「量」の減少を「質」の向上が補ったというのが今回の傾向というのは先に述べた。ただし、その「質」の向上が建設会社の自助努力というよりは、鋼材をはじめとする資材相場がリーマンショック後に下落したという外部要因に支えられていたことがより重要なポイントである。つまり増益各社も単に「運がよかった」という側面が強い。

 実際、平成22年度に入り、新興国の旺盛な需要などを背景に代表的な建設鋼材であるH型鋼をはじめとする資材価格は急騰しており、このままでは外部要因による減益が続出しかねない。つまり今度は「量」の減少と「質」の低下が同時に進む可能性がある。

 また、ついにドバイ、アルジェリアの海外大型工事の損失計上が本格的に始まったのが今回の第二の特徴。堅実経営で知られる大林の巨額赤字により、ことの重大さを遅まきながら知った向きも多いはずだ。しかし、小社の分析によれば、鹿島、大成は損失計上を先送りしており、問題は根深い。

 両社とも20年度に最終赤字を計上しており、2期連続の赤字は繰延税金資産維持の観点からも是が非でも回避する必要があった。しかし、格付機関が鹿島の格付けを引き下げるなど、市場は巨額の追加損失の計上を織り込みつつある。

 さらに22年度は公共工事の大幅削減が決定しており、受注回復を断念した業者がリストラに動いたのが第三の特徴。具体的には西松、五洋、間組、不動テトラ、大末、佐田が今年に入って早期退職募集に踏み切っているが、一般に「1人1億」といわれる受注サイズを確保できていない業者はまだある。今後の受注動向によってリストラ(会社によっては再リストラ、再々リストラ)しか道がなくなるケースも出てくるだろう。

 とくに入札における総合評価方式が浸透し、各社に専門組織ができるなどした結果、制度導入当初に技術アピールの面で先行した間組、飛島建設などの優位性は失われ、技術レベルで差が出ずに結局価格争いに戻っている点は注目される。

 こうした中、ゼネコン関係者の間では早くも大規模補正予算待望論がでているが、実際「そうでもしてもらわなければ会社がもたない」という状態に追い込まれている。また、マリコン各社は沖縄の普天間基地の名護市辺野古沖への移転に伴う大規模埋立工事を切望している。そこで菅直人新首相がどのような政策を打ち出すのか、各社は固唾を呑んで見守っている。相変わらずゼネコンの運命は政治と深く結びついているのが現実である。

2010年08月04日

上場ゼネコン53社の平成21年度業績2

◎有利子負債・キャッシュ
 前期末と比較して、営業キャッシュフローの赤字などによる有利子負債の増加と、キャッシュ(連結キャッシュフロー計算書での「現金および現金同等物」)の減少が同時に起きているのは、「1.鹿島建設」、「13.奥村組」、「20.淺沼組」、「38.北野建設」、「46.南海辰村建設」、「50.ヤマウラ」、「51.工藤建設」、「52.鈴縫工業」の8社だった。

 鹿島はアルジェリア、ドバイなどでの大型工事で工期延長や代金回収の遅延が響き、工事資金収支が悪化しており、有利子負債は全社トップの6,200億円に達した。

 一方、代金回収条件短縮への取り組みなどで有利子負債の減少とキャッシュの増加が同時に起きている会社は23社に達した。ただし、中には受注規模の大幅縮小で一時的にキャッシュフローが好転したケースもあるようだ。
有利子負債ゼロは「29.東鉄工業」、「31.大本組」、「53.金下建設」の3社。

 53社の有利子負債トータルは3兆2,676億円と前期末比6.1%減少、一方キャッシュは1兆4,898億円と1.4%増加で、差し引きしたネット有利子負債は1兆7,778億円と11.6%減少した。


◎単体受注高
 業績の先行指標だが、マンション市況の回復の遅れや大手メーカーの設備投資先送り、海外受注の落ち込みなどで軒並み減少した。

 特にスーパーゼネコン4社のうち鹿島、大成の1兆円割れは話題となった。鹿島は23年ぶり、大成は24年ぶりの異常事態。

 ただし、最も注目された長谷工は代金回収条件を事実上不問にする一大方針転換に踏み切り、必死の営業展開を繰り広げた結果、至上命題だった2,700億円をギリギリクリア。一方、西松は事件発生に伴う指名停止の影響などが一巡しても受注が回復せず、900名の大規模リストラを余儀なくされた。

 53社トータルでは9兆0,592億円と前期比15.1%減となった。


◎完成工事総利益率
 工事の「質」を示す指標。全社平均で7.7%と前期を0.7ポイント上回った。

 選別受注の効果が浸透してきた上、受注時の想定より鋼材など資機材価格が下落に転じたことが効いている。羽田空港D滑走路建設工事で得意の大規模埋立が順調に進捗した「10.五洋建設」、「15.東亜建設工業」、「22.東洋建設」、「37.若築建設」のマリコン4社も好転。「量」の減少を「質」の向上が補ったというのが今回の決算の顕著な傾向となった。

 ただし、海外土木で巨額損失を出した大林は▲0.9%と歴史的な低水準に陥った。同様に鹿島、西松も前年を下回った。


◎自己資本比率
 財務体質の健全性を表す指標だが、全社平均は28.1%と前期末より4.0ポイントも上昇した。利益の積上げもあるが、前期末より日経平均株価は37%上昇し、有価証券の含み損益が好転した影響も大きい。また、事業規模縮小に伴い総資産が減少した企業も多い。

 自己資本比率一ケタ台はスポンサー問題の行方が注目される「8.三井住友建設」(7.9%)のみ。

2010年08月02日

上場ゼネコン53社の平成21年度業績1

業績 平成22年3月期の決算発表が一巡したことを受けて、上場ゼネコン53社の平成21年度業績について別表の通り集計を行った。別表は53社を連結売上高順に並べたものである。

 決算月の異なる「23.福田組」と「53.金下建設」は21年12月期、「50.ヤマウラ」は21年9月期、「51.工藤建設」は21年6月期を集計対象としている。

 原則的に受注高と完成工事総利益率以外は連結ベースの数値を使用した(ただし、「17.髙松コンストラクショングループ(CG)」はすべて連結ベース、反対に連結決算を作成していない「40.イチケン」、「45.第一建設工業」はすべて単体数値を用いている)。

 なお、営業利益、経常利益、純利益の前期比欄の「-」は前期と損益が逆転して比較できないことを示し、「*」は前期に続いて赤字であることを示す。


◎売上高
 3月期決算企業は平成21年度より「工事契約に関する会計基準」(企業会計基準第15号 平成19年12月27日)が適用され、新たに着手した工事契約からは全面的に工事進行基準で完工高を計上することとなった。

 これにより、従来多くの企業が採用していた限定的な工事進行基準より売上高を上ブレさせたにもかかわらず、増収は3月期決算の49社中、僅か7社にとどまった。受注環境の悪化が響いており、一部では3割近くの減収もみられる。

 53社トータルでは12兆4,933億円と前期の14兆4,102億円より13.3%減少した。


◎営業利益
 海外大型プロジェクトでの赤字の影響で「1.鹿島建設」、「4.大林組」、「7.西松建設」が赤字に転落したほか、深刻な受注不振の影響で「49.佐田建設」も赤字。

 しかし、「3.大成建設」は海外工事の損失一巡で黒字転換した他、増益組も目立つ。
不採算工事の排除を進めてきた成果に加え、資材価格の下落による完成工事総利益率の改善も大きく寄与した。

 建設業特有の事情として、受注から完成まで長期にわたるものが多く、受注時の積算より施工時の資材価格が下落した場合、想定以上の利益が出ることになる。「6.長谷工コーポレーション」など、これにより減収の影響を補った例も多かった。

 ただし、全体では大林組の625億円もの赤字が足を引っ張り、1,340億円と前期比34.7%減となった。


◎経常利益
 営業損失の4社のうち、鹿島は167億円の持分法投資利益を営業外収益に計上して黒字のため、経常赤字は3社のみ。

 営業利益に連動して改善している企業が目立つが、トータルではやはり大林の赤字の影響が大きく、1,265億円と26.6%ダウンとなった。


◎純利益
 経常赤字の3社に加え、特別損失で減損損失を計上した「2.清水建設」、人員削減に伴う特損を計上した「14.間組」と「42.大末建設」、資産リストラに伴う減損損失を計上した「23.福田組」と「37.若築建設」、ジョイント・コーポレーションへの焦げ付きが響いた「30.松井建設」、食料品事業からの撤退を決断した「52.鈴縫工業」の7社が加わり、10社が最終赤字となった。前期の20社から半減。

 2期連続赤字は福田、若築のみだった。トータルでは105億円の欠損となったが、前期の▲425億円より赤字額は縮小した。