ウォーターフロントを見直せ!8

まちづくりエリアは福岡市工区に開発シフト
アイランドシティは、香椎パークポートから島の中央を横切って雁ノ巣に向かう海の中道アイランド線によって陸側と海側の大きく2つのエリアに分かれている。陸側が「まちづくりエリア」、海側が「みなとづくりエリア」だ。
まちづくりエリア(約192ヘクタール)は住宅や生活関連施設、研究開発型産業が立地するエリアとして、多くの市民が住み、訪れるエリアとなっている。一方の、みなとづくりエリア(約210ヘクタール)はコンテナターミナルを中心とした、港湾物流施設のためのエリアとなっている。
まちづくりエリアでは、香椎に近い部分から順次開発が進み、住宅エリアとして「照葉のまち」や高層マンションなどの集合住宅が並ぶ照葉三丁目地区があり、賃貸を含め現在約3,400人がアイランドシティで生活している。生活関連施設としては、福岡市初の小中一貫校として注目される照葉小中学校が開校しており、照葉公民館・老人いこいの家も昨年7月に完成、隣接して保育所も今年4月に開所されることになっている。香椎パークポートに面した一角は「ふくおか健康未来都市構想」の一環として医療機関や高齢者福祉施設などの建設が予定されており(一部病院は開業済み)、移転問題で揺れた福岡市こども病院の新病院予定地もこの一角にある。
中央部のアイランド中央公園は、週末にはさまざまなイベントが開かれるほか、平日でも天気のいい日は緑地で遊ぶ親子連れなどの姿が多く見られ、島内や近隣住民のいこいのエリアとなっている。
まちづくりエリアのうち、照葉小中学校の北側の境界から南が博多港開発による開発工区(約97ヘクタール)で、このエリアは現在約75%の開発が終了している。アイランド中央公園の北側など一部空き地も見られるが既に住宅や商業・飲食施設が立地するエリアとして事業予定が決まっており、博多港開発工区は一部未定のエリアも含めて2014年度までには分譲を終える予定となっている。
従って、まちづくりエリアの今後の事業は、照葉小中学校から北側の第5工区(約95ヘクタール)が中心となる。
