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「速弁」で楽しい旅を

駅弁駅で売っている弁当は「駅弁」。空港で売っている弁当は「空弁(そらべん)」。では「速弁(はやべん)」はどこで売っている弁当だろうか。

さっそく、G-Searchが提供する『新聞・雑誌記事横断検索』を使い調べてみた。


「速弁」って何?
「はやべん」と聞いて、多くの人が高校時代に授業中にこっそり食べた弁当を思い出したことだろう。
でも、それは「早弁」。
「速弁」とは「高速道路」で売っている弁当である。
数年前からブームになっている「空弁」に続けと、2006年11月から東名高速道路などで販売が開始され好評だそうだ。


高級志向で女性から支持
東名高速道路・上郷サービスエリアで販売されている速弁の価格は1680円と2100円。駅弁や空弁と比べると若干高めだ。
それでも、毎日のように予約の申し込みがあり、1日限定30食の弁当は2時間ほどで売り切れるという。

北陸自動車道・南条サービスエリアでは福井産の食材を使った高級弁当が人気だ。
カニづくしの3000円の弁当、サトイモや甘エビが入った2500円の2種類の弁当が1日60食限定で販売され連日完売だという。

速弁のコンセプトは「中日本のごちそう~いい旅に、いいお弁当~」。地元の老舗料亭などが協力し旬の素材と地元の味にこだわったという。また、旅行中の財布は女性が握っていると考え、女性をターゲットに繊細なイメージにしたという。

その思惑は見事当たり、中高年の女性や夫婦が購入することが多く、わざわざ弁当を買いに来る人もいるそうだ。


民営化が生んだ高級弁当
速弁を販売するのは旧日本道路公団から民営化した中日本高速道路である。同社は「チャレンジ5」と称した5ヵ年計画を策定し、高速料金収入以外の事業収益の拡大に取り組んでいる。しかしイベント開催などで集客を図ったものの、なかなか成果が出ないのが現状だそうだ。

また、新事業としてインターネットによる物販や旅行仲介事業への参入を見込んでいるようだが、実現にはまだ時間がかかりそうだ。そこで、サービスエリア独自の弁当「速弁」の販売を開始し、売上拡大を図るという。


好調「速弁」、新幹線と対決
速弁は2006年11月から3ヶ所で8種類の弁当を販売してきたが、春の行楽シーズンを前に中日本高速道路は新たな弁当を発表した。2007年3月21日からは販売拠点を7ヶ所増やし、14種類の弁当を追加した。

これに黙っていられないのは乗り物弁当の元祖とも言うべき駅弁。ジェイアール東海パッセンジャーズが東海道新幹線で2007年3月1日から幕の内弁当を販売、好評だという。

ぜいたくな速弁に対して、ジェイアールはヘルシーで勝負。野菜をふんだんに使い、合成着色料は一切使用していないという。基準をクリアした弁当に「健康弁当宣言」のマークをつけ販売しているそうだ。

おいしい弁当があれば、旅の楽しみは倍増する。来年の春は弁当片手に出かけてみてはいかがだろうか。


提供:株式会社ジー・サーチ

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