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2010年01月29日

盛り上がる地域ブランドとは?

せんべい地域経済の活性化を目的に導入される「地域団体商標制度」の出願受付が4月1日から開始された「地域団体商標制度」というと実態が分かりにくいが、地域名が組み合わされた商品名を商標として登録できるという制度で、「夕張メロン」「西陣織」など、地域名とセットになった商品名を商標とすることができるのである。

地域ブランド化とは?G-Searchの『新聞・雑誌記事横断検索』で調べてみた。


「喜多方ラーメン」が商標に
上記例の「夕張メロン」「西陣織」は全国的知名度を持つことから商標として認められていた。今回の制度では「全国的な知名度」がなくても「都道府県をまたがる知名度」程度で商標が取得できる。

出願された例では、「江戸甘味噌(東京)」「仙台牛(宮城)」「諏訪味噌(長野)」「喜多方ラーメン(福島)」「輪島塗(石川)」「静岡茶(静岡)」「賀茂なす(京都)」「東伯牛(鳥取)」「長崎カステラ(長崎)」など、バラエティに富んでいる。

出願初日の4月1日では258件の出願が行われ、都道府県で最も多かったのは京都府の109件。海外のコーヒー団体も1件出願したそうだ。G-Search 『新聞・雑誌記事横断検索』では、地方紙が広く収録されているので、記事タイトルを読んでいるだけでも全国の郷土ブランドを見る事ができてなかなか楽しい。


登録の条件が大幅に緩和/地域経済を活性化させる地域ブランド
この「地域団体商標制度」は、「地域の名称+商品・役務(サービス)」の名称からなる商標について一定の範囲で周知となった場合には、事業協同組合等の団体が地域団体商標として登録することを認める制度。

地域名称には地名だけでなく、河川名や山岳名、海域名も採用可能。登録条件として、「地名と商品の密接な関連性」があり、「複数の都道府県に及ぶ周知性(知名度)を獲得ている」ことが必要としている。また、企業や個人では出願はできず、事業協同組合などの登録に限定されている。

これまでの制度では、地域名に由来を持つ商標について特定の事業者の利益となるような商標登録ができなかった。今回の改正は、地域発の商品やサービスを「ブランド化」することによって、地域経済の活性化を支援、産業競争力を強化することを目的としている。

例えば、「有田焼」について、商標登録が認められれば、他県、または海外で作っている「有田焼そっくりさん」、いわゆる模倣品や偽ブランド品を法的に排除できる。海外からの安価な「ライバル」商品に悩まされていた地域産業の競争力を法的に支援することにより、地域経済の活性化を促進させるわけだ。


悩ましい「さぬきうどん」
一方で課題もある。広く知れ渡っている地域ブランド、いわゆる一般名詞になっている商品名は商標化することはできない。「札幌ラーメン」や「さぬきうどん」などだ。読売新聞4月12日の記事では「さぬきうどん」の例をあげている。さぬきうどんの場合、本社が香川県にあっても、県外の製麺工場で作っているケースがある。香川県では「県内に本社があるか県内の工場で作っている」という定義で出願する予定とのことだ。

また、近接する地域の事業者が同一ブランドを使っている場合も問題だ。静岡県の駿河湾でしか穫れないでは、「桜えび」が取り合いに。蒲原、由比、大井川の加工業者は「駿河湾桜えび」、由比町は「由比桜えび」で出願した。

「名古屋コーチン」では設立間もない新団体が、制度開始初日の4月1日に出願、流通量の8割以上を占める既存団体が反発するという事態も起きている。


地域力が試される地域ブランド化
地域ブランドが商標登録されても、商標を侵害しているとして模倣品や偽ブランド品の販売差し止め請求できるものは出願後のものが対象。課題も悩ましい地域ブランドであるが、ブランドとして認められることを商機と捉えて、地域経済活性化、販売を拡大して「全国的なブランド」に育てられるかは、地域、団体の熱意次第というところ。

草加せんべい、静岡緑茶、江戸前寿司...地域に由来を持つブランドって結構、身近にあるもの。松坂牛と松阪牛を分ける戦略の違いなど、地域ブランドをめぐるドラマを読むとなかなか感慨深い。ぜひ、G-Searchで検索してみて下さい。


提供:株式会社ジー・サーチ

2010年01月27日

ラジオの世界もデジタル化。デジタルラジオってなに?

ラジカセ地上波デジタルテレビ放送の普及が急速に進んでいる。
2011年7月24日(予定)のアナログテレビ放送終了に向けて、それまでに地デジ用のチューナを導入しなければ、テレビが見れなくなってしまうからである。
そういえば、最近の家電量販店ではもうすっかりブラウン管テレビを見かけなくなってしまった。

同様にラジオの世界でも、デジタル化に向けた動きが活発になっているようだ。G-Searchが提供する『新聞・雑誌記事横断検索』を使ってその状況を調べてみた。

デジタルラジオは、従来のAM/FMラジオ放送に比べ受信状況の変化によるノイズが少なく、高音質であること、データ放送などの付加サービスが充実していることなどが特徴である。

ただし、テレビのアナログ放送が、同じ番組内容でデジタル放送に移行するのとは異なり、従来のAM/FM等アナログ放送は継続したまま、デジタルラジオとして新しい内容の放送が追加されることになっている。これは災害時の情報伝達手段として、従来のアナログラジオ放送が重要視されているためであり、デジタルラジオがアナログに置き換わるということはないようだ。

関東ではVHF7チャンネルの周波数を使っているが、今年2月からは送信出力が3倍になり、受信できるエリアも拡大した。4月からはNHKやTBSラジオなども本格放送に踏み切り、計9チャンネルが楽しめるようになっている。


どうすればデジタルラジオを聴けるのだろうか?
デジタルラジオを受信するためには、専用のチューナーを搭載した端末が必要となってくる。今年になってから相次いでデジタルラジオを受信できる携帯電話端末が発売され、また、USB接続型のパソコン用ワンセグチューナでもデジタルラジオを受信できる機種もあるようだ。

実用化試験放送は2003年10月から社団法人・デジタルラジオ推進協会が関東と近畿の一部地域でスタートしていたが、東京の各ラジオ局が今年の4月から本格的に試験放送を始めている。

ニッポン放送は、ラブソング専門局「Suono Dolce」(スォーノ・ドルチェ、イタリア語で“甘いサウンド”)を開始した。簡易動画も配信し、ビジネスの中心地で最近はブランド店も立ち並ぶ「丸の内」のイメージを意識しているらしい。

一方、クラシックを売り物にするのが、TBSラジオのクラシック専門局「OTTAVA」(オッターヴァ)だ。全曲聴かせるのではなく、3分半程度に聴きやすいパートだけカットして流すもので、気軽に楽しめる編成を目指しているようだ。

ipodの普及によるポッドキャストの人気で、最近ではラジオ番組が再び注目を浴びている。
ポッドキャストでは、空き時間を利用して自由な時間に聴けるため、ニュースや語学、トーク番組などの人気が強いようだ。

インターネットラジオやポッドキャストの登場、さらに地上デジタルラジオも加わり、従来のアナログラジオ放送とともに、番組の多様化が進んでいるので、ちょっと探してみると自分好みの放送がいろいろ見付けられるかも。


提供:株式会社ジー・サーチ

2010年01月25日

広がるダウンロード販売 欲しいものはデータでゲット?

ノート型パソコンインターネットを利用したコンテンツのダウンロード販売が盛んだ。音楽・映画に始まり、最近は家庭用ゲームまで購入することができるとか。

家にいながら手軽にインターネットで買い物が楽しめる昨今。形のあるものはネット通販で、コンテンツはダウンロードで、なんて当たり前の時代になるのかもしれない。今回はそんなダウンロード販売について、G-Searchの『新聞・雑誌記事横断検索』を使って調べてみた。


ダウンロード販売とは?
「ダウンロード販売」とは、利用者がインターネットからソフトウェアやコンテンツをダウンロードして購入する販売形態のこと。主な決済手段は電子マネーやクレジットカードが利用される。

デジタルデータのみを販売するのが特徴で、物理的な商品は利用者の手元に一切残らない。利用者は「データをダウンロードする権利」を購入するとも言える。

利用にはインターネット環境が必須だが、ブロードバンド環境が急速に普及している現在では、近年利用者が増加しつつある販売形態である。


どんな商品が取り扱われている?
・音楽配信(着うた、着メロ、iTunesStore)
・映画
・ゲーム(ダウンロードゲーム、ダウンロードコンテンツ)
・(電子化した)書籍、ケータイ小説
・ソフトウェア
などなど。

今回は「音楽配信」「映画」「ゲーム」の3つについて現在どのような状況なのかをお話しする。


急増する音楽配信サービス
今や相当な普及率を誇るデジタルオーディオプレイヤー。その中でも一番有名なのはアップル社のiPodだろう。そんなiPodの登場により音楽市場も変わりつつある。

iPod発売元のアップルはiTunesStoreを2003年に開設。iTunesStoreではiPodの管理ソフトであるiTunesと連携し楽曲をダウンロードして購入できる。

利用者はわざわざCDを購入しなくても、1曲単位で好きな曲をインターネットを通じて入手でき、面倒な変換処理も必要ないという手軽さだ。

このiPodとiTunesの組み合わせにより、iPodを利用した音楽の聴き方は既存のCD主体から、ダウンロード購入へと変革を遂げた。

今や世界中の利用者は5000万人、累計販売は40億曲突破という勢いだ。

更にiTunesStoreは、2008年1月~2月では米小売り最大手のウォルマート・ストアーズも抜き、首位になるという躍進ぶりだ。


携帯の着メロ、着ボイスに着うた
音楽のダウンロード販売の元祖(?)と言えば携帯の着メロ、着ボイスに着うただ。
主に中高生層などに高い人気を誇っており、人気ドラマとのタイアップなども盛んだ。
日本レコード協会による、2007年の国内有料音楽配信売り上げ実績のうち、パソコン向けの売り上げが59億円なのに対し、携帯電話向けは680億円で、音楽配信売り上げの90%以上を占める強力な分野だ。

音楽配信サービスの隆盛とは対照的に、CDなどのアルバム販売枚数は減少の一途を辿っている。同じく、日本レコード協会による2007年の有料音楽配信の年間売り上げ実績は、前年比41%増の755億円、一方CDとDVDを併せた音楽パッケージは前年比4%減の3911億円で、9年連続で前年実績を下回っているという。

シングルCD、アルバムによるパッケージ販売の衰退に伴い、音楽市場は徐々に配信サービスに移行しつつある。

デジタルオーディオプレイヤーの普及に伴い、主に若い世代を中心に利用者の意識も変わっている。今、音楽のダウンロード販売は日常に普及、浸透し、そして拡散状態にあるのではないかと思われる。

ひょっとしたら近い未来、パッケージ販売の牙城を音楽配信サービスが切り崩しているのかもしれない。


今後の展開が楽しみな映画配信サービス
映画といえば映画館で楽しむ、もしくは店舗でDVDをレンタル、というのが従来の、そして現在の主流であることは間違いないだろう。

インターネットを利用した映画配信サービスも現在はいくつか存在するが、違法コピー等を懸念し画質等に制限を加えたものや、旧作のみとしているものが殆どだ。

またもやアップルで恐縮だが、米国内で1月15日より「iTunesムービーレンタル」サービスが開始された。これはインターネットによるパソコンへの映画配信(レンタル)を行うというサービスだ。

このサービスでは利用者はリモコンを操作するだけで、iTunesで音楽を購入するのと同様に映画をレンタルすることができる。気になる画質だが、DVDクオリティのバージョンと、更にハイビジョン画質+5.1chドルビーサラウンドに対応したHDバージョンの二種類があるという。利用料も2.99ドル~4.99ドルとお手軽だ。

ただし、あくまでもレンタルのため未視聴の場合は30日までしか保存できないし、一度視聴を始めた場合は24時間以内に視聴を終了しなければいけない。視聴が終了した後はレンタル終了となり、作品はハードディスクより削除される。

これらの仕組みにより、作品が視聴者の手元に残り続けず、違法なコピーを防ぐというわけだ。

ちなみに米国内の標準ブロードバンド環境では1GBの標準解像度コンテンツのダウンロードに2~4時間、3GBのHDバージョンでは13時間と結構時間が必要になるとのことだ。
米国と日本ではブロードバンド環境が違うが、この時間はちょっとネックになるかも?

当面は米国内のみとなっているこのサービス、日本でのサービス開始はまだ未定となっている。視聴制限や著作権遵守、ダウンロード時間など、まだまだこの映画配信ビジネスへの課題は多いが、iTunesによる音楽配信と同様に、いずれ世界中に広がるサービスとなるのだろうか。

まだ全貌が明らかではないが、本月21日付けの米国ロサンゼルスタイムスでは、ソニーがPS3(プレイステーション3)を通じた映画、テレビ番組のインターネット配信サービスに向け、米国映画会社等と著作権などについて交渉していると報じている。
交渉がまとまれば、2008年夏にでも北米でサービスを開始するとのことだ。

ゲーム機での映像配信分野ではすでにXbox360が先行しているが、まだ市場規模が小さい。ソニーの参入により、映像のネット配信市場の開拓が更に進むと目される。


ゲームの世界にも広がるダウンロード販売
ゲームのダウンロード販売自体は、従来までは回線速度などの問題から対応数が少なく、パソコン専用とする向きが多かったが、近年の端末高機能化、ネットワーク化に伴い、携帯電話や家庭用ゲーム機にも変化が波及してきた。

もっとも、携帯電話の場合は短いサイクルで機種変更・仕様変更が行われるため、その性質上パッケージソフトとは相性が良くないという実情がある。そのためにダウンロード販売という形式が用いられるようになり、今現在も主流、そして標準となっている。

家庭用ゲーム機といえばパッケージソフトを購入するもの、というのが従来からの認識だが、この状況も変わりつつある。

WiiやPS3、Xbox360などのゲーム機には標準でネットワーク端子が装備されている上、各種コンテンツ、及びゲームソフトのダウンロード販売が盛んだ。ざっと調べてみたところ、各機種でダウンロード購入できるゲームは以下の通りだ。

各機種でダウンロード購入できるゲーム

その他にも、ゲームソフトへの追加コンテンツ(追加シナリオやゲーム内アイテム)をダウンロード販売するケースも徐々に増えてきている。

そんな家庭用ゲーム機でのダウンロードコンテンツとして注目を浴びているのが、Xbox360の「アイドルマスター」というゲームソフトだ。

ソフト自体は日本国内で10万本程度と、それなりの販売実績でしかないが、ダウンロードコンテンツの売り上げは2008年1月の時点ではなんと3億円になっているという(ちなみに、2007年12月時点で「Wiiショッピングチャンネル」でのバーチャルコンソールの売り上げが全世界で780万本、35億円の売り上げである)。

コンテンツの性質の違いもあるが、国内のみでこの売り上げは驚異的とも言える。

気になるダウンロードコンテンツの中身はキャラクタ用の追加衣装やアクセサリなど。1着1000円以上もする衣装が飛ぶように売れているという。

この衣装データなどの開発費用はソフトに比べて格段に安く、その大半が利益となる。これは、既存の「パッケージソフトだけで収益を上げる」ビジネスモデルとは一線を画しており、ソフトの販売数に依存されることなく、十分に収益をあげることが出来る良い例だと言える。

上記の成功を元に、世界中で同様のモデルが進められる可能性が高く、今後の家庭用ゲームの展開にも多少なりとも影響を与えていくだろう。

大容量を必要とするソフト本体はパッケージで販売し、追加コンテンツはダウンロード販売する、という形式の家庭用ゲームが今後増加していくのではないだろうか。

様々な分野で取り扱いが始まっているダウンロード販売。今回紹介した内容はまだまだほんの一部だが、少しはご理解頂けただろうか?
デジタルデータゆえに、違法コピーや著作権などの問題は無視できず、まだまだ課題点も多いが、新しい可能性を秘めているダウンロード販売に期待したい。


提供:株式会社ジー・サーチ

2010年01月22日

お菓子を食べて健康に?野菜スイーツって何だ?

ケーキ健康や体重は気になる。でも甘い物は食べたい。そうした女性の願望をかなえる「野菜スイーツ」なるものがブームとなりつつある。

野菜スイーツとはその名の通り、野菜を素材としたお菓子のことだ。ニンジンやカボチャなどスイーツにありそうな野菜だけでなく、ゴボウや枝豆にトマトなど、幅広い野菜を生かしているのが特長だ。野菜スイーツのブームがどのように広がりつつあるのか、G-Searchが提供する『新聞・雑誌記事横断検索』で調べてみた。


有機野菜スイーツの専門店がオープン
その人気の火付け役となったのが、2006年4月に中目黒にオープンしたオーガニック野菜ケーキ専門店「パティスリー ポタジエ」だ。

店頭に並ぶケーキ達を見ると、

表1

など、ここまでは今までのケーキにもありそうなメニューだが、

表2

これは八百屋さんの定番商品。まさに野菜ケーキと言えよう。

オーナーはパティシエでもある柿沢安耶さん。レシピを考えるのも柿沢さん本人だ。

4年前、宇都宮市に栃木県内の農家から仕入れる有機野菜を使ったカフェレストラン「オーガニックベジカフェ・イヌイ」を開店。野菜のデザートが評判となり、専門店の出店に踏み切った。

「美味しさと、食の安全や健康も追求した四季折々の野菜スイーツを提供したい」との思いから、この店を開店とたという。

野菜スイーツだけに野菜にもこだわりがある。

利用する野菜は生産者から直接仕入れた有機野菜。農薬、科学肥料を一切使わず作られた野菜には「お客さんには畑を紹介して、生産の現場を見てもらっています」というほど自信を持っている。

そのほかの原料もできる限り、国産小麦、砂糖大根から作るテンサイ糖、抗生物質を使用しない自然卵などを使い、食の安全・安心の観点から食材を厳選。自慢の野菜を生かすため、野菜を加工しすぎないのがモットーという。


北海道産野菜に注目が!
この野菜スイーツブームで活気付くのが北海道だ。

北海道産野菜では、スイーツの素材となるものはこれまで道外産のサツマイモなどに限られていたが、道内のパティシエが「そのおいしさをスイーツに生かしたい」と道産野菜に注目。

全国でもトップクラスの品質を誇るマメやジャガイモ、トマトなど、北海道産野菜を使った野菜スイーツが相次いで誕生し、全国で人気を集めているのだ。

千歳市の菓子メーカーもりもとの「太陽いっぱいの真っ赤なゼリー」は、道産野菜スイーツの代表格。地元農園のトマトを使ったゼリーなのだが、テレビ番組や雑誌で次々と紹介されて以来、注文が殺到し、五月いっぱい通信販売を休止せざるを得なくなったという。

「新鮮で質がいい」という道産野菜のイメージの良さに加え、気に入った食品は遠くからでも取り寄せたいという「お取り寄せ」ブームや、健康志向も追い風になっている。

この他にも北海道野菜を使ったスイーツの人気商品は数多い。

札幌市の「わらく堂」では、道産カボチャを使ったケーキ「スイートオーケストラ」を販売。洋菓子店「キャセロール」ではジャガイモやアスパラを使ったケーキやブランマンジェなど六種類のスイーツを販売。通信販売の注文が半年足らずで注文が5倍に増えたという。

道内の各社では野菜を使った新たな商品の開発も進めており、「太陽いっぱいの真っ赤なゼリー」のもりもとでは、枝豆などを使った新製品を発売する予定だ。

道食品政策課は「北海道の野菜の品質の高さを生かす動きは拡大しており、今後は菓子類だけでなく、さまざまな分野に拡大するのでは」とみている。

これからも健康志向に敏感な女性たちの関心を集める意外な野菜食品が登場するかもしれない。楽しみである。


提供:株式会社ジー・サーチ

2010年01月20日

誰が寿司を回したのか?回転寿司の始まりを追う

寿司今日はお寿司にしよう。と思い立ち、見回すと殆どの寿司屋が回転寿司だ。今や寿司屋の中でも多数派となったかに見える回転寿司だが、そもそもなぜ寿司を回転させる必要があったのだろうか?そしていつ、誰が考えたのだろうか?

G-Searchの『新聞・雑誌記事横断検索』を使い「回転寿司の誕生」について調べると、意外にも古い歴史を持つことが判った。


1958年にオープン・大阪万博でブレイク
新聞記事によると、回転寿司の元祖は1958年に東大阪市の近鉄・布施駅前で"回転"した「廻る元禄寿司」だという。なんと48年も前に創業しており、開店当時に使われたキャッチコピーは旧ソ連が成功した人類初の人工衛星打ち上げ(1年間の出来事だった)にちなみ"人工衛星廻る寿司"だ。この、ちょっと今ではノリが分かりにくいコピーからも古さが伝わる。

元禄寿司に始まる回転寿司は、大阪人のせっかちな気性に合ったのか話題を集め、1967年にはフランチャイズ1号店となる仙台店がオープン。それを皮切りに全国展開が進んでいった。

とはいえ、まだまだブレイクまでには到らない回転寿司だったが、なんと1970年に開催された「大阪万国博覧会」に出店する事となり、一躍脚光を集めた。

大阪万博といえば近未来のイメージとして「電気自動車」「無人モノレール」「動く歩道」といった、オートマチック化された未来の日常が呼び物となっていた。その大阪万博の西口に、回転寿司がオープンしたのだ。

回転寿司は近未来の寿司システムとして万博の未来志向に見事にマッチ。大きた話題を呼び全国から問い合わせが殺到する事となり、一挙に全国的な認知を集めたのだった。

その当時、新潟に出店していた回転寿司屋に関する記事を読むと、それまで客の入りが悪く店の存続も危ぶまれたものが、大阪万博以降は行列ができるほど人が集まったとある。万博効果は絶大だったようだ。

さらに元禄寿司は、大阪万博の4年後の1974年に、ニューヨークへの海外第1号店を出し、これが回転寿司のイメージを高め、その後、元禄寿司が持つ回転寿司の特許が切れたことから、一挙に全国各地への出店が広がったのだ。


そもそも回転寿司を考案したのは?
では回転寿司は誰が考えたのだろうか?

記事によると、回転寿司の元となるアイデアは終戦直後の1948年に白石義明さんによって考案された。白石さんは当時、中小企業の工場がひしめきあう東大阪で立ち食い寿司屋を開いていた。

それまでの寿司屋といえば高級料理の代名詞で、店には値札の無いメニューが並び「いくら支払えばいいのだろう?お金足りるかな?」と、非常にドキドキ感のある庶民には近寄りがたい雰囲気があった。

しかし白石さんは地元の工場で働くお客さん達に喜んで貰おうと、一皿20円の立ち食い寿司屋をオープン。
一皿20円という明朗会計と低価格による安心感がある立ち食い寿司屋は、高級品が安く食べられるとあって人気を集めたが、今度は寿司職人の確保が難しくなり機械による省力化を迫られていたのだ。

そうしたジレンマを抱える中、ビール工場の見学をした白石さんは、そこで見たベルトコンベヤーの上をビンが流れ、次々とビールが注がれる様子から、寿司屋でそのコンベヤアーが使えないかと思いつき、それから10年の歳月をかけて回転寿司の基礎となる「コンベヤー旋回食事台」を開発したのだ。

この旋回食事台というアイデアにより、

・ 店に入れるお客さんの数を増やせる
・ お客さんは入店して直ぐに、好きなペースで食事ができる
・ お客さんの出入りも早い
・ 寿司職人の数を減らすことができる

と、それまで寿司屋が持つイメージを一気に変えファストフード業界の革命的な商品と呼ばれるまでに成長したのだった。

このように昔から当たり前のように存在する回転寿司だが、もし白石さんがこれを発明しなかったら世界には回転寿司が存在しなかったかもしれない。そう考えると面白いし、別の革命的なアイデアが無いものか、歩きながらでも考えてみると面白いかもしれない。


おまけ:回転寿司のトリビア
ついでに新聞記事から見つけた回転寿司に関するトリビアを紹介。

表1


提供:株式会社ジー・サーチ

2010年01月18日

1枚描いて200円!?日本のアニメが「空洞化」へ

鉛筆いまや2兆円規模といわれるアニメ産業(詳しくは前回記事を参照)。その市場は、劇場・テレビ向けアニメ制作と放映だけにとどまらず、近年は、付随するキャラクター商品ビジネスが拡大を続けている。

アニメ関連ビジネスが膨張したきっかけとされるのがポケモンこと「ポケットモンスター」だ。当初ゲームボーイ向けゲームソフトとして登場したポケモンだが、アニメ放送開始と同時に欧米各国でキャラクター商品とゲームの販売が一斉に開始。世界68カ国で放送されたアニメの影響により、ゲームソフトは1億2千万本、カードゲームは130億枚以上を出荷した。

これら関連商品の発売にあたっては、ポケモンを販売する任天堂の出資により著作権管理会社「ポケモン」が立ち上げられ、国内外で約170社とライセンス契約を締結、約2000点の関連商品が制作された。その結果、海外だけで約2兆円のアニメ関連市場を生み出したという。

このようにアニメ関連商品による版権ビジネスが脚光を浴びる中、当のアニメを作る制作会社は様々な問題を抱えている。今回はこれらについて『新聞・雑誌記事横断検索』を用いて調べてみた。


●セル画1枚200円、月収5万円
『新聞・雑誌記事横断検索』でアニメ制作会社の現状について調べると、製作現場の苦しい現状を紹介した記事が多くヒットする。

それによると、動画に必要なセル画を作成するアニメーターの収入は、セル画作成枚数に応じた歩合制が主流。その賃金はセル画1枚にあたり200円程度だという。

セル画は1枚を描くのに一日かかる事もあり、慣れた人間でも月300枚~500枚を描くのが精一杯。すると月収としては、1日12時間近く作業をしたとしても月に約5万円から10万円が限界となる。

今回の記事検索では10年以上前のアニメ制作現場を取り上げた記事もヒットした。それによると当時の賃金はセル画1枚あたり187円。今と殆ど変わりが無い。
むしろ、セル画1枚の賃金でラーメンを食べれた当時の方が、環境が良かったという意見すら見られた。


●低賃金の理由
こうしたアニメ制作現場での労働環境の原因には、アニメ制作の関する赤字体制があるようだ。

通常アニメの制作費は、テレビ局が支払う番組制作費からだされる。この制作費はスポンサーが広告代理店を通じてテレビ局に支払う広告代の一部だ。

番組に支払われる制作費は、30分のアニメとして、一番高額なゴールデンタイムで600万円~1000万円。深夜枠では200万円~300万円程度となる。
しかしアニメ制作に掛かる費用は30分あたり800万円~1300万円と制作費を上回り赤字となるケースも少なくない。

しかも制作費は年々減少しているという見解もあり、この制作環境ではアニメーターの賃金も上がりようがない現状だ。

ちなみに日本のアニメ制作費はなんと欧米の5分の一程度。ここからも日本のアニメ制作環境の不遇さが推し量れる。

こうした厳しい経営状況からコスト削減の為に制作会社が行っているのが、人件費が安い韓国、中国、ベトナムなどへの外注で、現在「絵を描く作業の九割は海外」と言われるまでになっている。

これらで外注に出されるのがアニメーターが経験を積む場であった動画作成だ。それを海外に外注することで、国内での仕事と人材育成面での「空洞化」という新たな問題までもが発生している。

では何故日本ではここまで制作費用が少ないのだろうか?
新聞記事の中から興味ある記事を見つけた。

それによると、漫画の神様とも言われる手塚治虫氏が、日本初の週間テレビアニメとして「鉄腕アトム」を売り込んだ際、その実現の為に制作費を遥かに下回る売値を定めたという。それが前例となり、日本のアニメ制作費が低くなったという「伝説」が紹介されており興味深い。


●版権ビジネスへの壁
こうした厳しいアニメ業界の中、唯一売上げを期待されるのが、上で紹介した版権ビジネスだ。ポケモンなどの関連商品販売の大成功は別格としても、大手制作会社である東映アニメーションが「制作費の赤字を埋めているのが版権事業」と言い切るなど、今や版権ビジネスは制作費の不足を補うものとして欠かせない存在だ。

しかし、これら版権ビジネスがアニメ制作現場を潤しているかと言うとそうではない。

中小の制作会社では、資金の少なさや立場の弱さによる不利な契約により版権ビジネスに参入しずらい状況にある、その結果、版権はテレビ局や大手企業が保有し、中小の制作会社では版権ビジネスの恩恵を受けられないのが現状だ。

この事態に対し、アニメ産業への支援を開始した経済産業省や東京都では、版権に関する不平等な契約が無いか確認すると共に、雛形となる契約書を提示するなど解決に意欲を見せている。またテレビ局に頼らず広く制作費を募る方法として映画などで見られる証券発行などの外部資金導入も提案されている。

このように行政と協力しながらアニメ産業の発展を目指す姿勢は望ましく、東京都などの今後の活動は非常に注目される。

その一方で、スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫氏は、「モノを作るという事は体制に反発しながら努力することで伸びる」とした上で、行政の支援を「古典芸能になれというのかな」と表現。
日本のアニメ業界を盛り上げるただ一つの方法として「いい作品を作ること、それ以外にはない」と記事内で語る言葉の強さが印象に残った。

この言葉からは、アルバイト以下の労働環境にも関わらずアニメを作り続ける人々の心意気が感じられ、この気持ちに応えられる環境が古典芸能を保護すう様にでなく、ごく自然に生まれる事が、日本がアニメ大国とあり続ける為の条件ではないかと思えた。


提供:株式会社ジー・サーチ

2010年01月15日

「速弁」で楽しい旅を

駅弁駅で売っている弁当は「駅弁」。空港で売っている弁当は「空弁(そらべん)」。では「速弁(はやべん)」はどこで売っている弁当だろうか。

さっそく、G-Searchが提供する『新聞・雑誌記事横断検索』を使い調べてみた。


「速弁」って何?
「はやべん」と聞いて、多くの人が高校時代に授業中にこっそり食べた弁当を思い出したことだろう。
でも、それは「早弁」。
「速弁」とは「高速道路」で売っている弁当である。
数年前からブームになっている「空弁」に続けと、2006年11月から東名高速道路などで販売が開始され好評だそうだ。


高級志向で女性から支持
東名高速道路・上郷サービスエリアで販売されている速弁の価格は1680円と2100円。駅弁や空弁と比べると若干高めだ。
それでも、毎日のように予約の申し込みがあり、1日限定30食の弁当は2時間ほどで売り切れるという。

北陸自動車道・南条サービスエリアでは福井産の食材を使った高級弁当が人気だ。
カニづくしの3000円の弁当、サトイモや甘エビが入った2500円の2種類の弁当が1日60食限定で販売され連日完売だという。

速弁のコンセプトは「中日本のごちそう~いい旅に、いいお弁当~」。地元の老舗料亭などが協力し旬の素材と地元の味にこだわったという。また、旅行中の財布は女性が握っていると考え、女性をターゲットに繊細なイメージにしたという。

その思惑は見事当たり、中高年の女性や夫婦が購入することが多く、わざわざ弁当を買いに来る人もいるそうだ。


民営化が生んだ高級弁当
速弁を販売するのは旧日本道路公団から民営化した中日本高速道路である。同社は「チャレンジ5」と称した5ヵ年計画を策定し、高速料金収入以外の事業収益の拡大に取り組んでいる。しかしイベント開催などで集客を図ったものの、なかなか成果が出ないのが現状だそうだ。

また、新事業としてインターネットによる物販や旅行仲介事業への参入を見込んでいるようだが、実現にはまだ時間がかかりそうだ。そこで、サービスエリア独自の弁当「速弁」の販売を開始し、売上拡大を図るという。


好調「速弁」、新幹線と対決
速弁は2006年11月から3ヶ所で8種類の弁当を販売してきたが、春の行楽シーズンを前に中日本高速道路は新たな弁当を発表した。2007年3月21日からは販売拠点を7ヶ所増やし、14種類の弁当を追加した。

これに黙っていられないのは乗り物弁当の元祖とも言うべき駅弁。ジェイアール東海パッセンジャーズが東海道新幹線で2007年3月1日から幕の内弁当を販売、好評だという。

ぜいたくな速弁に対して、ジェイアールはヘルシーで勝負。野菜をふんだんに使い、合成着色料は一切使用していないという。基準をクリアした弁当に「健康弁当宣言」のマークをつけ販売しているそうだ。

おいしい弁当があれば、旅の楽しみは倍増する。来年の春は弁当片手に出かけてみてはいかがだろうか。


提供:株式会社ジー・サーチ

2010年01月13日

アジア各国の相互利用も検討、電子マネーで生活が変わる?

お札最近、急な出張や旅行が全く苦にならない。ここ数年で電子マネーやネット決済が急速に発達し、様々な手配が飛躍的に「楽」になったからである。

例えば、東京からJR東日本圏内に出張する場合、まずは、東京駅に向かう道すがらモバイルSuicaで携帯電話から新幹線の予約をとりチケットレスで乗車。発車時刻の6分前まで予約(購入)が可能なので、復路の座席は帰る時間に合わせて予約すればよい。

そして、新幹線ホームの自動販売機で飲み物を買う際も、機内販売で駅弁を買う際も、移動先の駅ビルでお土産を買う際も、コインロッカーの利用も全てモバイルsuicaで決済可能であるから携帯さえ持っていれば、財布さえ出さずに事足りてしまうのである。

また、首都圏から関西や東海に旅行する場合も、Suica(JR東日本)がICOCA(JR西日本)、TOICA(JR東海)と相互利用できるので、旅先の移動や買い物にも電子マネーが使え、大変便利だ。

今回は、私たちの生活に急速に身近な存在となった「電子マネー」についてG-Search 『新聞・雑誌記事横断検索』で調べてみることにしよう。


電子マネーの始まりは?
1995年の「週刊エコノミスト」によると、この年の7月に世界で初めてイギリスのある町で電子マネーの実用実験が実施されたとあり、その2ヵ月後にオランダの会社がサービス化するなど、電子マネーはまず、欧州で盛り上がりを見せたようだ。

国内に目を移してみると、イギリスでの実証実験から遅れること4年、1999年にソニーが開発した非接触ICカード「FeliCa(フェリカ)」の試験導入が行われ、さらにその2年後、2001年にJR東日本の「Suica」とソニーグループの「Edy」が開始された。

世界と比較すると、少し遅すぎるのでは?と感じてしまうが、日本の技術「FeliCa」は公共交通機関のプリペイドカードとしては世界に先駆け、1997年に香港で「オクトパス」として導入されていたのだ。


香港で始まった日本の技術
香港では鉄道の定期券が存在しない事もあり「オクトパス」が急速に普及した。これ一枚で地下鉄、バス、トラム(市電)、スターフェリー、ピークトラム(ケーブルカー)の他、コンビニエンスストア、コーヒーチェーン、飲食店、自動販売機、公衆電話などで利用できるだけでなく、マンションのエントランスの鍵や企業や学生のIDカードを兼ねている。

香港の電子マネーは香港市民には無くてはならない万能カードとして既に定着しているのだ。


アジアでも使える夢のカード
さらに、2007年10月の朝日新聞より興味深い記事を発見した。

国土交通省が中国、香港、韓国、シンガポールなどアジア各国の電子マネーの相互利用について国道交通省が検討を始めているというのだ。

通貨の違う国・地域間でどう決済するか、規格やシステムが違う海外とうまくいくか、など課題は少なくないが、2011年の実用化を目指しているという。

また、2008年8月の日刊工業新聞によると、国土交通省が、IC乗車券の相互利用で韓国と実験するとあり、計画は困難ながらも進んでいるようである。

これが実現すれば、アジア各国に行っても両替の手間や切符を買う手間なく電車に乗れ、コンビニでの買い物などなども可能になり、よりアジアが身近になるかもしれない。

ここ数年で着実に私たちの生活に定着した電子マネーであるが、Suica・ICOCA・TOICA・KITAKA・PASMO・PiTaPa・nimocaなどの交通系。それ以外にもEdy、iD、nanaco、WAON、QUICPayなど、枚挙に暇がない。

今後は、乱立する各社電子マネーが整理され、交通系の相互利用が進むなど、ある程度の統一化がなされると電子マネーはますます使い易くなり、利用価値も上がることであろう。今後に期待したい。


提供:株式会社ジー・サーチ

2010年01月08日

安心で安全な食品って?意外に奥が深い「食品表示」

マヨネーズ先日冷蔵庫を整理していると、賞味期限が10日以上過ぎたヨーグルトが出てきました。その時は泣く泣く処分したのですが、もう少し発見が早ければと思うと切なくなりました。

ところでこの食品表示、いったいどの位忠実に守れば良いものなのでしょうか。
G-Search 『新聞・雑誌記事横断検索』で食品表示について調べてみました。


「消費期限」と「賞味期限」
食品表示には「消費期限」と「賞味期限」の二種類があります。違いは何なのでしょう。

「消費期限」:品質が劣化しやすく、製造日を含めておおむね5日以内で品質が急速に劣化する食品の期限表示。開封していない状態で表示されている保存方法に従って保存したときに、食べても良い期限を示しています。例えば、弁当、調理パン、そうざい、生菓子類、食肉、生めん類などがあります。

「賞味期限」:消費期限に比べ、品質が比較的劣化しにくい食品等に表示する期限表示。開封していない状態で表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限を示しています。したがって、賞味期限を過ぎても食べられなくなるとは限りません。例えば、スナック菓子、即席めん類、缶詰、牛乳、乳製品などがあります。

ということは、あの時ヨーグルトを食べていても問題は無かったのです。しかし、日にちの過ぎたものを食べて何かあれば、責任は食べた人にあるそうです。あのヨーグルトを食べておなかが痛くなったとしても、自分を責めるしかないわけです。

そして、注意しなければならないのは、表示されている期限は開封後も保証されているわけではないということです。一度開封したものは、表示されている期限にかかわらず早めに食べるようにしなくてはなりません。


お早めにっていつまでのこと?
「開封後はお早めにお召し上がりください」こんな注意書きってよく目にしますよね。でも気になりませんか?お早めにっていったいいつまでのことなのでしょう。

例えばあるメーカーのめんつゆの場合、ストレートタイプで3日、濃縮タイプの場合は1~2週間で使い切るのが望ましいそうです。一言で「お早めに」といっても商品によってその期間はさまざまなのです。そこで、最近では「開封後○日以内にお召し上がりください」といったような表示のある商品も増えてきたようです。

しかし、食品の状態は各家庭の保存方法によって左右されてしまいます。表示にとらわれるのではなく、最終的には食べる人が判断しなくてはならないのです。


食品表示のからくり
野菜、魚、肉類などの生鮮食品には、基本的にその食品の「名称」と「原産地」を表示するようになっています。 国産品の場合、野菜は「都道府県名」を表示しなければなりませんが、肉類の場合は「国産」か「外国産」かが分かれば良いようになっています。

水産物の場合は「漁獲された水域」の表示を義務付けられるようになっていますが、どこで取れたか判断できない場合は水揚げされた港の名前や、その港がある都道府県名でも構わないことになっています。そのため、神奈川県沖で取れたマグロでなくても、三崎港で水揚げされたマグロは「三崎のマグロ」という表示が許されています。

ちなみに、刺身は単品の場合、名称及び原産地を表示しなければなりませんが、盛り合わせは原料原産地表示の対象とはなっていないので原産地の表示は必要ありません。

食品表示、意外に奥が深いのです。


安全でかしこい食品選び
みなさんは食品を選ぶときに何を重視しているでしょうか。表示やマークの確認は食品を選ぶ判断基準の一つですが、食品表示の偽装が相次いで発覚するなど、表示に対して不安を感じている人もも多いと思います。そこで、表示以外で判断できる食品のかしこい選び方のポイントをいくつかご紹介します(厚生労働省HPより)。

表1

安心で安全な食品のために、自分でより良い食品を選ぶことのできる力を養ってみてはどうでしょうか。


提供:株式会社ジー・サーチ

2010年01月06日

食品のオリンピック、モンドセレクションとは?

ビールビールのおいしい季節、テレビでも様々なコマーシャルを見かけるようになった今日この頃、ザ・プレミアム・モルツのこんなCMをご存知でしょうか?

シュポッ、コポコポコポコポ シュワー

矢沢永吉がビールをついで美味しそうに飲んでいる中、画面いっぱいに映し出される文字

「3年連続最高金賞受賞」
確かにうまい。
「最高金賞品質」

確かにうまそう・・・と感じるこの最高金賞、何の賞か知っていますか?
さっそく、G-Searchの『新聞・雑誌記事横断検索』を使い調べてみた。


世界食品オリンピック?食品のノーベル賞?
最高金賞とは「モンドセレクション」という世界の食品品評会において最も高いランクの特別金賞(GRAND GOLD MEDAL)のことをいっている。「モンドセレクション」は食品の品質向上を目的に、ベルギー政府とECによって1961年に創設されたもので、世界的にも権威があることから「食品のオリンピック」とも呼ばれているのです。

また食のノーベル賞とも称されるこの賞、何がどうなったら受賞できるのか?

オリンピックとはいえ順位を競うものではなく、原則審査料を払ってエントリーしたものに大して審査が行われることになっています。エントリーされた商品をベルギー経済省認定の機関が衛生、味覚、包装、原材料などの項目で審査、項目毎を点数化し100点満点で評価、その得点に応じて4段階の賞が与えらるというわけです。

100点満点の90点以上で特別金賞(グランドゴールドメダル)
80点以上で金賞(ゴールドメダル)
70点以上で銀賞(シルバーメダル)
60点以上で銅賞(ブロンズメダル)

さらに同一商品が3年連続して金賞以上を受賞すると国際優秀品質賞を授与される。「3年連続最高金賞受賞」のザ・プレミアム・モルツは「国際優秀品質賞」でもあるわけで、こうなってくると何だか一度飲んでみたくなりますね。


「モンドセレクション」の経済効果?
この高い品質を訴求する効果は売上にも現れているようです。メーカ各社が熾烈な争いを繰り広げているビール業界において、なかなかの好調ぶりを発揮しています。

2006年は前年の4.3倍となる5百55万ケース(1ケースは大瓶20本分)を売っていたのが、なんと2007年6月は月間販売数量が100万ケースを突破した、とニュースになっているではありませんか。

この好調な売上の背景に、あの「3年連続最高金賞受賞」のキャッチが大いに一役かっていると考えられるでしょう。


「モンドセレクション」受賞セレクション
5月28日、今年も授賞式が行われた「モンドセレクション」。2007年の栄えある受賞食品の中から歴史を感じるもの、健闘を伺わせるもの、世界で審査してもらっていいの?というものを一部ご紹介。

 和歌山県・田端酒造の大吟醸酒「羅生門・龍寿」 19年連続最高金賞受賞
 秋田県・寛文五年堂の「いなにわ手綯(てない)うどん」 9年連続最高金賞受賞
 不二家・「アーモンドチョコレート」「まろやかミルクチョコレート」最高金賞受賞
 福岡県・樽味屋の「カリカリらっきょう」 漬物で初めて最高金賞受賞
 広島県・ますやみその「見返り美人」 赤味噌、白味噌でW金賞受賞 
 その他、沖縄県・JCCの「龍潭豆腐よう」、熊本県・江藤さん開発「オルガ無洗米 熊本 産ヒノヒカリ」、静岡県・小柳津清一商店の玉露「極」etc

まさに「枚挙にいとまなし」といったところ、こうしてみるとあらゆる地方の企業が参加していることがわかります。そして受賞についての各社のコメントも「伝統的な味を世界に広めたい」「県外にアピールしたい」「信頼を回復したい」「品質の安定に努め、より良い製品造りを目指したい」等々いろいろありました。一様にどのコメントにも商品に対する熱い思いが感じとれたのはとても印象深かった。

作り手の熱い思いがこもった「モンドセレクション」受賞食品、是非一度お試しあれ。


提供:株式会社ジー・サーチ

2010年01月04日

ときメモから15年、草食系男子向け恋愛ゲーム「ラブプラス」とは?

ゲーム機15年前、恋愛シュミレーションゲームの元祖とも言える「ときめきメモリアル」を発売したコナミから、DS向け新作ゲーム「ラブプラス」が発売された。これが主にネットでの口コミを中心に評判となっているという。

従来の恋愛シュミレーションゲームと比較して「草食系男子向け」とも言い表される「ラブプラス」。ネットで共感を呼び合う斬新なゲーム性とは何か?G-Searchの『新聞・雑誌記事横断検索』を使い調べてみた。


●女の子から告白される、草食系男子のゲーム
ラブプラスはヒロインとの交際を日常として楽しむゲームだ。ゲーム内で進行する時間は、DSの機能である「リアルタイムクロック」により現実の時間や季節と連動する。例えば午後3時にゲームを起動すると、ヒロインはクラブ活動をしていたり、朝であったら一緒に通学する為に待ち合わせをしたり、ヒロインと時間を共有するかのような感覚が持てる。

また3Dで表現されるヒロインは、画面の中で常に仕草を変えて動く。旧来の恋愛ゲームで知識が止まった筆者のような人間には、細やかなリアクションに衝撃を受ける。

もちろんDSならではのタッチペンやマイク機能を使ったコミュニケーション機能もあるが、最大の特長は、ヒロインから告白をされた後の「交際」がゲームの本番という点にある。

コナミのプロデューサーである内田氏によると、ヒロインの女の子を次々と攻略する事が目的の大半だった従来の恋愛ゲームを「肉食系男子」と例えると、ラブプラスは女の子から告白されるのを待つ「草食系男子」のゲーム、であるらしい。

告白されるまでは数時間で到達できるが、恋人となった後、永遠に続く恋愛生活こそがそゲームの醍醐味なのだ。


●エンディングが無い
上で”永遠に続く恋愛生活”と紹介したが、ラブプラスにはエンディングが無い。ヒロインと恋人関係になったあとは、エンドレスで毎日が続くのだ。ここも、ヒロインを攻略したらそれで終了という従来の「肉食系」とは異なる。

内田氏によると、ラブプラスでは劇的な変化は起らないが、コミュニケーションの濃淡により生じる彼女の変化を感じられる、という。キャラクターの個性を制作側が押し付けるのではなく、彼女の中から個性を発見してゆく事が、エンドレスに日常を続けられる楽しみのようだ。


●発売後に人気が急上昇
ところでラブプラス、事前人気はさほどでは無かったようだ。

魅力であるゲーム性が事前情報だけでは伝わり難かった事が原因で、体験会などを通じて徐々に話題となったが、発売前の予約は少なめだったという。

それが、発売後4日間で約4万7800本を売上。アマゾンの売上ランキングでも9月24日現在でもファイナルファンタジーに次ぐ2位に位置。初回特典物などはオークションでプレミアムが付く人気のようだ。恋愛ゲームとしては異例のヒットだという。

その人気の原動力となるのがネットへの書き込みだという。「2ちゃんねる」では発売5日目で約150件のスレッドが立ち、mixi日記の注目キーワード1位になったりもした。

このネット人気に関しては、内田氏は「現実の日時と連動しているため、すべてのプレーヤーが同じ日に浴衣姿のキャラに会ったりする。ネット上なら同時に同じイベントで共感でき、相談できるので盛り上がる」と説明する。

これは確かに面白いだろう。体験の共感が得られ易いネットで、現実時間と連動するイベントにより、説明をしなくても同じ体験をした人間が集まる。そこで想いを発散し合うことが出来れば、それが恋愛事であればなおさら楽しいだろう。

思い立ったら居られなくなり、近所の大型家電店に走ったところ残念品切れ。アマゾンでの品切れ状態で、当面はゲームの入手からクリアする必要がありそうだ。


(G-Search sideB編集部)
※コラムは、G-Searchデータベースサービスを活用して執筆しています


提供:livedoorニュース