「博多阪急の店づくり戦略を大胆予測」7
九州・福岡の綿密なマーケティングによる博多阪急の店づくり
博多阪急は出店にあたり「綿密なマーケティングによる九州、福岡密着の店づくり」▽「九州の文化、九州の商材、九州の人材の取り込み」▽「ターミナル百貨店のノウハウ活用」▽「梅田本店との連動によるMD(商品政策)の挑戦」―を柱に新博多駅ビルと一体となって、天神商圏と並ぶ新たな商圏を創造してくるだろう。
阪急百貨店はもともと「ファッション」に強く、東の伊勢丹、西の阪急といわれているが、現在百貨店の衣料品は対前年2ケタマイナスと低迷しているため、どのような価値・価格戦略で展開するのか注目される。福岡市内では岩田屋を抜き「ファッションNo.1」となる可能性は極めて高いと思われる。また「食品」にも強く大阪でも他店を圧倒するほど「デパ地下」の集客力を誇っているので、九州の新たな商材を掘り起こし、福岡市内「No.1の食品フロア」となるであろう。
店づくりにあたっては、梅田本店との連動と昨年11月にオープンした西宮阪急のノウハウを取り入れると予測される。西宮阪急は『西宮上質生活』をストアコンセプトに「洗練された都会的感性」と「代々受け継がれ成熟した日常スタイル」を持った『おしゃれな母娘』をターゲットに健闘しているからだ。
特に、九州・福岡地区の綿密なマーケティングを行い、消費者の生活スタイルに合わせた「食文化」や「健康」、「癒やし」、「子育て」などをキーワードに、ただ単に商品を品ぞろえして販売するだけではなく、料理研究家の料理教室、テーブルコーディネイト教室、メークアップ講座、ウオーキング講座、お受験マナー講座、メタボ対策健康チェック講座・・・など盛り沢山の「コト」を強化するであろう。
さらには、シューアドバイザー、しきたりアドバイザー、ワインアドバイザーなどのスペシャリストを各売り場に配置するなど「モノだけではなく時代性のあるコト・文化」を発信してくると予測される。
