「博多阪急の店づくり戦略を大胆予測」5
博多阪急は外商部を創設するのか
1997年秋の三越福岡店は開店当時、外商部は設立していなかった。理由は、西鉄天神大牟田線西鉄福岡(天神)駅やバスセンターと併設するターミナル百貨店であったことや、当時は福岡玉屋(1999年閉店)・博多井筒屋(2007年閉店)を含め福岡市には4百貨店が営業し、新規参入の三越福岡店が外商部を開設しても、福岡市内百貨店には強い基盤の外商部があり、富裕層の顧客獲得は難しいと考えられたからだ。
しかし、オープン後福岡玉屋が閉店したこともあり売上高拡大に向けて、旧玉屋の外商部員などを採用し外商部(お得意様営業部)を開設した経緯がある。
福岡市内の百貨店幹部は、元博多大丸常務で外商経験があるN氏が阪急阪神百貨店博多準備室特別顧問に就任したこともあり、外商部を設置してくるだろうとみている。このため福岡市内百貨店外商経験者が博多阪急へ転職するのではと言う噂も一時出たほどだ。新規参入の百貨店外商部にとって自分の顧客を持っている外商係員を採用する方が新人採用よりも得策だからだ。
