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「博多阪急の店づくり戦略を大胆予測」11

九州全域で始まる優秀販売員確保の争奪戦

 百貨店、専門店の売上高は、売り場内のショップの店長と販売員が優秀かどうかにより大きく左右される。ショップ店長の力が強いほど、顧客の固定化が進み売上高増に貢献できる。このため、優秀なショップ店長・販売員確保の争奪戦が始まると予測される。

 百貨店、専門ビル店の店頭販売員はほとんどがメーカー、取引先からの派遣社員となっている。博多阪急の売り場面積4万平方㍍規模となれば、約1500人以上の販売員が必要で、新博多駅ビルの商業面積は約10万平方㍍で、それ以上の人員が必要となる。優秀な販売員を確保するために九州全域の商業施設で働く販売員がメーカー・取引先等の人事異動で博多阪急や新ビル専門店等へ転勤となる可能性もある。

 2011年新博多駅ビルオープン以降2014年ごろまでに、優秀な販売員が九州全域で不足するであろう。理由は、新博多駅ビルだけではなく、大阪で百貨店の大増床がはじまり、売り場面積が現在の約1.5倍になると想定されるからだ。阪急百貨店が約6万平方㍍から約8万4000平方㍍へ、JR大阪三越伊勢丹が約5万平方㍍で開業、大丸梅田店が約4万平方㍍から約6万4000平方㍍へ、高島屋が約5万6000平方㍍から約7万8000平方㍍へ、近鉄百貨店阿倍野店が現在の倍の約10万平方㍍に拡大するからだ。

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