九州・沖縄地区ゼネコン100社の決算分析より7
借入状況
2001年度以降、各ゼネコンは不良資産や不採算関連会社の売却などを積極的に進め、借入金の圧縮や財務面の改善に注力した結果、借入金は圧縮傾向が続いてきた。2007年度には上位100社の借入金合計は、前年度対比で394億900万円(前年度対比マイナス25.5%)と大幅に減少し、1152億8800万円にまで圧縮されていた。
ただし2008年度は一転、1411億6400万円となり、前年度対比で258億7600万円(前年度対比22.4%)の増加に転じた。要因としては特に50位以上の上位クラスの増加が見られ、中でも㈱志多組は前年度の68億413万4千円より157億7058万2千円へ、実に89億6644万8千円の増加となっており、全体を大きく押し上げる要因のひとつとなっている。
なお「借入ゼロ」、いわゆる無借金企業は㈱佐伯建設(大分県)をはじめ31社で前年度よりさらに2社増加した。

