真っ暗闇の中にひと筋の光明「あと1年」耐えられるか?2
大企業の景況は大幅改善も地場中小は最悪を更新
財務省が9月17日に発表した2009年7~9月期の全国法人企業景気予測調査によると、大企業の景況判断BSI(上昇と判断した企業の割合から下降と判断した企業の割合を引いた指数)は全産業で0.3ポイントとなった。1~3月期はマイナス50ポイントを下回っていたが、前回調査の4~6月期でマイナス26.7ポイントまで急激に回復したのに続いて、ついに今回は「上昇」と判断した企業が「下降」を上回った。これは06年7~9月期以来、3年ぶりのことだ。特に製造業では、今期は15.5ポイントと一気にプラス2ケタ台にまで上昇している。今後の見通しについても、全産業で10~12月期が4.9ポイント、2010年1~3月期が4.4ポイントと、確実に上昇傾向に乗ることが予測されている。
一方、同じ調査で中小企業については、7~9月期が全産業でマイナス36.7ポイント、製造業でもマイナス37.1ポイントと、4~6月期からは改善の傾向にあるものの、大企業の数字とは大きく乖離(かいり)している。【図表Ⅰ、Ⅱ】

