F1コリアグランプリ「本当に開催できる?」未だ揺れる2010年の開催

韓国の全羅南道・霊岩で開催が予定されている国際自動車レース、F1 KOREA GPが揺れている。以前からインフラ整備や予算面の懸念が抱かれてきたが、今年6月にはコリアグランプリの開催が正式に決定。2010年の10月3日に日本の鈴鹿サーキットで16ラウンドを、続いて17日に韓国の霊岩で第17ラウンドを、そして31日にUAEのアブダビで18ラウンドの順で開催が決定している。
しかし、今月に入り、マクラーレンチームの代表マーティン・ウィトマーシュが『韓国はステキな国であり、私たちは韓国と何の問題もないが、サーキッドから一番近い都市まで約4~5時間かかると聞いている』と述べ、韓国での開催はインフラの面でファンやメディアに大きな負担がかかると指摘。韓国よりも北米で開催すべきだとし、再びコリアグランプリ開催の雲行きが怪しくなってきたのである。
未だに揺れるコリアグランプリに、韓国ネチズンたちの反応はというと、「すごく期待している」といった意見は少数で、「本当にできるのか心配」「予算はどこから?」「国家の恥さらしだ」と開催に懐疑的な意見が大部分を占める。ハンドルネーム「ロリ」さんも、「反対ではないし、むしろ誘致できたらいいと思っているが、莫大な費用を投資するだけの利益が出るのか疑問」と発言している。
ところが、おとといの12日には、国民の不安を払拭するかのように、880億ウォンに上る国家支援を確保したとするニュースが伝えられた。全羅南道F1大会準備企画代表のユン・ジンホ氏は、F1競技場の建設、F1支援法の制定、 F1競技場の財源確保など韓国初のF1大会開催に向け滞りなく進んでいると述べ、今後は外交通信部、韓国観光公社などを通して海外PRにも力を入れていく方針であるという。
一連の報道やネチズンの反応を見ていると、F1の誘致はやや強引にも感じられなくもないが、ここまで来た以上、韓国初のF1開催が実現するよう最後まで頑張ってもらいたい。
(文:林由美)
参照:公式ホームページ
参照:プライム経済ニュース
参照:写真:公式ホームページより
