まちづくりの《未来》への架け橋、福岡市のインフラ整備・再開発事情28
現在、天神南駅が終着駅となっている地下鉄七隈線の延伸ルートとして従来、地下鉄薬院駅から分岐してJR博多駅へ向かう『博多駅ルート』、天神南駅から博多港のウォーターフロント地区へ伸ばす『ウォーターフロントルート』があった。
これら2案に加えて今年1月、『参考ルート』として天神南駅からキャナルシティ博多や中洲付近を経由してJR博多駅と結ぶ《第3のルート》が、福岡市議会交通対策特別委員会に提示された。
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現在、天神南駅が終着駅となっている地下鉄七隈線の延伸ルートとして従来、地下鉄薬院駅から分岐してJR博多駅へ向かう『博多駅ルート』、天神南駅から博多港のウォーターフロント地区へ伸ばす『ウォーターフロントルート』があった。
これら2案に加えて今年1月、『参考ルート』として天神南駅からキャナルシティ博多や中洲付近を経由してJR博多駅と結ぶ《第3のルート》が、福岡市議会交通対策特別委員会に提示された。
海外では2009年6月19日に販売を開始したiPhone 3Gの後継機となる「iPhone 3GS」。
日本国内では2009年6月26日に発売が開始された。発売1週間前の6月18日には予約のための朝から行列ができるなど、早くも大ブレークの兆しがある。
そんな「iPhone 3GS」は、いったいどこがスゴイのか。アップルや携帯電話に詳しい人であれば、かなりの機能を把握していると思われるが、あまり詳しくない人の中には今さら人に聞けない人もいるだろう。
そこで今回は、最新鋭のスマートフォン「iPhone 3GS」について、人に聞かれても安心の注目すべき特徴をおさらいしておこう。
■最大2倍高速!32MBモデルも登場 - はやさがアップ!
「iPhone 3GS」の最大の特徴は、CPUのアップグレードにより今までの「iPhone 3G」に比べて処理能力が劇的に高速化された点だ。アップルによると、最大2倍の高速化を実現し、より俊敏に使うことができるするようになったとのこと。アプリケーションの起動やウェブページの表示、メールの添付ファイルのチェックなど、今までよりも快適に使えるというわけだ。
従来の「iPhone 3G」は8GBと16GBの2種類のモデルが用意されていたのに対して、「iPhone 3G S」は16GBと32GBのラインナップとなった。音楽や動画をたくさん持ち歩きたい人には、より魅力を増したといえるだろう。
■地図が苦手な人も、これで安心? - デジタルコンパス
「iPhone 3GS」は、GPSやWiFi、携帯基地局を使った位置測定によって正確な現在地を素早く調べられる。さらに今までの「iPhone 3G」にはなかったデジタルコンパスを内蔵。ユーザーが向いている方向に合わせて地図を回転させることができるようになり、自分のいる場所とどこを向いているかが簡単にわかかるようになった。
■声で操作する機能を追加 - 音声コントロール
SF映画では、音声でコンピューターを操作する光景をよく目にするが、そんな音声操作ができる「音声コントロール」が新たな機能として追加された。
あらかじめ連絡先に登録している相手であれば、その人の名前または電話番号をiPhoneに話し掛けるだけで電話を掛けることができるのだ。iPhoneが音声コマンドを復唱して確認してからダイヤルするので、電話を掛け間違うことはまずないだろう。
さらにiPhoneに話し掛けて音楽を再生することができるほか、再生中の曲名を知りたいときには、iPhoneに聞くだけで音声で教えてくれるという優れものだ。今聴いている曲と似ている曲を選んで再生させるなどということまでできる。
■紛失時の強い味方!iPhoneを発見する機能 - Find My iPhone
「iPhone 3GS」の中には、電話番号やスケジュールなど、他人には知られたくない個人情報がたくさん詰まっている。そんな情報が満載の「iPhone 3GS」を紛失したら大事件だ。
しかし「iPhone 3GS」は、万が一のときでもFind My iPhone機能によって最善の対応ができる。Find My iPhone機能を使用すると、ネット上の地図でiPhoneの場所を確認できるうえ、そのiPhoneにメッセージを送信して表示させることができる。さらに遠隔操作による初期化もできたりと、まさに安全対策は至れり尽くせりの機能を備えているだ。
以上のように、「iPhone 3GS」は従来の「iPhone 3G」から高速で安全で、より使いやすく進化し、魅力を増しているのだ。
株式会社リコーは、東京・銀座のフォトギャラリー「RING CUBE」において、原寸大の動物を再現した写真展「銀座どうぶつ園」を2009年7月29日より開催する。
●ほぼ原寸大の写真による動物園
「銀座どうぶつ園」は、「ほぼ原寸大の写真による動物園を銀座4丁目に出現させよう!」というコンセプトのもとに、動物写真家 前川貴行氏の作品を展示するもの。
実際の動物園であまり見ることができない動物たちの生態の一瞬、顔のキズ跡、皮膚の質感などを捉えた作品約50点を、ほぼ原寸大で展示。全長約5mのゾウなど、来場者が楽しめる工夫が随所に盛り込まれている。
なお、この写真展では、「写真を通じた新しい体験の提供」を目指し、リコー総合デザインセンターのデザイナーたちがレイアウトや展示方法などの空間デザインのほか、ポスター、チラシ、3種類のハガキなども担当して総合的にプロデュースを行った。
開催期間:2009年7月29日(水)~2009年8月31日(月)
11:00~20:00
入場無料。火曜日休館
●前川貴行氏のプロフィール
1969年2月24日東京都生まれ。 1987年、私立和光高等学校卒業後、エンジニアとしてコンピュータ関連企業に勤務。
26歳の頃より写真を独学ではじめ、97年より動物写真家・田中光常氏の助手をつとめる。
2000年よりフリーの動物写真家として活動を開始、日本、カナダ、アラスカを主なフィールドとして内外の野生動物の世界をテーマに撮影に取り組み、カメラ雑誌、総合誌のグラビアなどに作品と文章を発表。
2008年度「日本写真協会賞新人賞」受賞。
RING CUBE
東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター(9F受付)
RING CUBEの連絡先: 03-3289-1521
博多駅乗り入れが検討される、七隈線の延伸構想
福岡市西南部と都心部を結ぶ地下鉄七隈線(中央区天神南-西区橋本、12km)は、日本では4番目に開業した鉄輪式リニアモーターミニ地下鉄だ。沿線に中村学園大学、福岡大学、九州大学六本松地区の3つの大学があり、朝夕のラッシュ時に都心への通勤客と反対方向への通学客も多い路線といえる。
これら新駅ビルを核とした博多駅周辺エリアは2004年5月、都市再生緊急整備地域の指定を受けている。博多駅周辺エリアの整備として、駅前広場の再整備をはじめ、歩行者の回遊性向上や周辺道路の交通円滑化などにも取り組んでいる。
2年後に控えた九州新幹線の博多駅乗り入れを契機とした交通アクセス機能の充実に加えて、駅周辺のオフィスや商業機能の充実や高度化も求められるであろう。これらの周辺整備に具体的に取り組んでいくことが、九州・アジアに向けた魅力ある都心拠点づくりで必要不可欠なことだと考えられる。
九州新幹線乗り入れで、進む新駅ビル
2011年春の九州新幹線鹿児島ルート全線開業に向けて、新博多駅ビルの建設工事が急ピッチで進む。
九州における《陸の玄関口》であるJR博多駅に新しく誕生する新駅ビルは開発面積2.2ha、延床面積20ha、地下3階・地上10階建の規模だ。総事業費として600億ないし700億円を投じた一大プロジェクトを通じて、旧駅ビルの6.6倍の広さをもつ新駅ビルとして生まれ変わる。
新駅ビルの核店舗には九州初進出となる阪急百貨店(大阪)、シネマコンプレックスにはティ・ジョイ(東京)、生活雑貨大手である東急ハンズ(東京)が出店する。

今年も夏のボーナスの季節がやってきた。電通総研の調査によると、夏のボーナスの使い道のトップは地デジ対応大型薄型テレビ、2位は省エネ家電、3位はアウトレットモール。「100年に1度の大不況」と言われる中でも、地デジ対応大型薄型テレビは相変わらずの人気ぶりだ。
そんな薄型テレビの代表格ともいえる液晶テレビは、画面が大きくなればなるほど高価になる商品だが、液晶パネルの低価格化が進んだことにより最近はかなりリーズナブルな価格になってきた。特定のメーカー製にこだわらなければ、32型の液晶テレビが4万円台で購入できる時代なのだ。
とはいえ、テレビを購入する基準は人それぞれで、単に価格の安さだけではないだろう。実際、家電メーカーは、他社の製品と差別化するために、さまざまな機能を盛り込んだ液晶テレビを市場へ投入している。
そこで今回は、今注目されている液晶テレビのトレンドにフォーカスしてみた。
■32V型にフルHDは不要か - フルHD vs HD
テレビの画質を決める要素のひとつに解像度がある。解像度が高ければ高いほど高精細な映像を見られるのは事実だが、ハイビジョン対応の液晶テレビを購入する際は注意が必要だ。というのは、縦が650ピクセル以上の液晶パネルを採用した液晶テレビは、一般に「ハイビジョンテレビ」と呼ばれているが、一口にハイビジョンといっても規格がいくつかあるからだ。
現在、放送や映像メディアの違いによって、同じハイビジョンでも解像度が異なる(表1)。大は小を兼ねるので、フルHD画質(1920×1080ピクセル)の液晶テレビを購入しておけば画質に間違いはないが、あくまでひとつの基準に過ぎない。
表1.放送と解像度の関係
映像 解像度(ピクセル) 画質
地上デジタル放送 1440×1080 HD画質
地上アナログ放送 720×480 SD画質
BS/CSハイビジョン放送 1920×1080 フルHD画質
BS/CS標準放送 720×480 SD画質
たとえば、32型の液晶テレビには、ハイビジョン画質(1366×768ピクセル)とフルHD画質(1920×1080ピクセル)の商品が販売されているが、32型ぐらいの液晶テレビを少し離れて見ると、両者の差はほとんど感じられないという。
■残像が少ない液晶を実現 - 倍速回路
液晶テレビのの欠点としてよくあげられるのが、スポーツや映画のアクションシーンなどの動きが激しい映像を液晶テレビで表示させると、残像が残ってしまう現象だ。この残像現象を回避するために開発された技術が「倍速回路」という技術だ。
倍速回路を内蔵した液晶テレビでは、映像と映像の間に新たに映像を作り出すことでこの滑らかな映像を実現することができるわけだ。最新の液晶テレビのなかには、4倍速動画表示が可能な製品もあり、倍速表示に比べてよりスムーズな映像を楽しめるようになっている。
■テレビで電子決済ができる時代へ
倍速回路以外の機能として注目なのが、ネットワーク連携機能だ。ネットワーク連携機能を備えた液晶テレビは、自宅にインターネット環境があれば、テレビにネットワークケーブルを接続するだけでテレビ放送以外のさまざまなコンテンツを楽しむことができるのだ。
たとえば、「アクトビラ ビデオ」は、テレビでいつでもビデオレンタルできるサービスがあり、雨の日でも自宅に居ながらにしてビデオを視聴することができる。
また最新の液晶テレビのなかには、FeliCaポート搭載のリモコンを付属したテレビがあり、その場でアクトビラの有料コンテンツの電子決済を行うことができる。
以上のように、最新の液晶テレビは、これまで弱点とされていた残像現象服したうえにブロードバンド環境にも対応し、電子決済ができるなど、「多機能テレビ」と言えるぐらいに進化を遂げている家電なのだ。
なかでも生活文化核と位置づけられているJR香椎駅周辺および西鉄香椎駅周辺では、幹線道路の整備に加えて、駅前広場を設けて交通アクセス機能の向上を図っていく。さらに従来からの商店街の集積を生かした生活密着の商業ゾーンを生かしながら、地域における生活文化の拠点として整備していく考えだ。
香椎副都心計画では、『活動核』としての機能を担う香椎操車場地区、『生活文化核』を備えた香椎駅周辺地区、そして両核を結ぶ交流ゾーンの3事業を同時に進めていくことで、福岡市東部における副都心機能を形成していく構想だ。
操車場跡と香椎駅地区、『あれい構造』の副都心
香椎副都心計画では香椎操車場地区を『活動核』と位置づける一方、香椎駅周辺地区を『生活文化核』と位置づける。この2大拠点を核とした香椎副都心計画は、中間部を交流ゾーンとして結ぶことで鉄アレイにも似た『あれい構造』になっているのが特色のひとつといえる。
西鉄貝塚線の連続立体交差事業と区画整理事業を一体的に取り組んでいく香椎駅周辺地区では、福岡市が土地区画整理事業を手掛けていく。
香椎駅周辺土地区画整理事業の事業面積は20.7ha(福岡ヤフードーム3個分相当)で、総事業費は575億円を見込む。
香椎副都心計画にもとづき、2003年7月、香椎操車場地区にJR鹿児島本線千早駅が高架駅として新設。さらに西鉄宮地岳線の名香野駅を南へ200m移動させた2004年8月、JR線・西鉄線が一体となった新駅『千早駅』が誕生した。
この千早駅周辺について今後、ショッピング施設やオフィス、住居などを複合的に整備していく構想となっている。また、千早駅前に交流空間や歩行者専用道路を兼ねた並木広場をシンボル空間として整備する。
また、香椎副都心計画においては、JR鹿児島本線と西鉄貝塚線の高架に合わせて、周辺道路を整備していくことで交通アクセス機能の向上も図っている。
香椎操車場地区における計画人口として、住居人口6400人、就業人口2万2600人を想定しており、今後のまちとしての成熟度合いが注目される。
福岡市東部の振興拠点として整備がすすむ香椎操車場跡
アイランドシティから福岡市東部の陸上に目を転じると、旧国鉄の香椎操車場跡地から香椎駅周辺にかけての一体的なインフラ整備がすすむ。
1989年に策定された福岡市香椎副都心計画は1992年12月に都市計画決定がなされ、香椎操車場地区(66.3ha)および香椎駅周辺地区(20.7ha)の土地区画整理事業がすすんでいる。
香椎副都心計画において『活動核』と位置付けられた香椎操車場地区の整備面積は、福岡ヤフードーム9.5個に匹敵する規模だ。施工者として都市再生機構が担当、総事業費ベースで667億円を見込む。
アイランドシティへの交通アクセスとしては、鉄道導入の構想もあるが、2007年12月の検証・検討報告にもとづき、今後、中長期的な視点に立って検討を行うこととされた。当初の鉄道の整備構想では、地下鉄と西鉄貝塚線との直通運転化を行うとしている。西鉄香椎駅~香椎花園前駅間に新駅を設けて、その新駅から分岐してアイランドシティに乗り入れて、福岡市都心部とアイランドシティを結ぶとしている。
計画にもとづき、アイランドシティの『まちづくり』エリア内には鉄道用地も確保済みだ。
将来のアイランドシティへの鉄道乗り入れについては、今後のアイランドシティにおける住宅および産業拠点としての成熟の度合いが大きなカギを握るといえる。
ICの機能を左右する交通インフラ整備
将来的な国際海上コンテナの取扱貨物量の増加、新病院や新青果市場などの移転・開設・・・・・・。今後、整備が進んでいくアイランドシティへの交通アクセスとして行政当局では、需要動向も踏まえながら、自動車交通を優先的に整備していく考えだ。
具体的には、福岡都市高速の香椎浜ランプ付近から香椎パークポートを経て、アイランドシティに乗り入れる自動車専用道路を検討している。
センター地区構想の具体化に向けて、まちづくりにノウハウを持つ民間事業者に開発計画プランを公募した結果、積水ハウスを代表事業者とする共同企業体が事業者として決定した。構成事業者には福岡キャピタルパートナーズ、九電不動産、西日本鉄道、西部ガスグループの地場企業が名を連ねる。
積水ハウス共同企業体では2013年をめどに賑わいの象徴となるような広域型の複合商業施設(店舗面積2.8ha、4階建て)を設ける計画だ。この大型商業施設の隣接地には、1ha規模の4階建て商業施設、475戸の集合住宅も建設する計画になっている。
ICまちづくりの中核拠点、『センター地区』
アイランドシティのまちづくりエリアにおいては、住環境整備が先行している事実を踏まえて、新たに集客機能として『にぎわいとふれあいの場』(=センター地区)を設ける計画が動き出している。
まちづくりエリアの中心部に設定した『センター地区』にはアイランドシティ中央公園をはじめとする豊かな自然環境に恵まれている。これらの周辺環境を活かし、『賑わいとふれあいの場』を形成する商業・オフィス機能、生活利便施設、集合住宅を複合的に導入していくとしている。
新病院に関しては2013年度の開院を目指して新病院基本構想を策定、現在PFI事業者の選定手続きなどを進めている。現時点においては、小児・周産期医療に特化した病院だが、将来的には、成人向け医療機能も併せ持つ医療機関への機能拡充を求める声も上がっている。
その後、2006年の市長選挙で『こども病院の移転計画を医療行政の観点から見直す』とした新人の吉田宏氏が現職を破って当選。吉田市長は公約にもとづき、2007年4月にアイランドシティ設備事業及び市立病院統合移転事業についての検証・検討チームを設置し、市立病院の統合・移転事業についての検証・検討に入った。
2007年12月に発表された検証・検討報告書では、『こども病院・感染症センターと市民病院の統合移転について、こども病院に周産期医療を加えて単独でアイランドシティに移転すべきだ』と述べている。この検討報告を受けて福岡市は2008年7月、福岡市立こども病院(中央区)の移転先としてアイランドシティとすることを決定。そして、用地取得に関する議決後の2009年2月、まちづくりゾーン東側の敷地3.5haを44億4500万円で購入することを決めるに至った。

4年後をめどにこども病院が移転・開業
昨年来、話題を集めた福岡市立こども病院を巡る一連の動きは、2002年12月に提出された福岡市病院事業運営審議会答申にさかのぼる。
同審議会からの答申には『こども病院・感染症センターは建物の老朽化・狭隘化が進んでおり、同じく市立の福岡市民病院とともに小規模でスケールメリットが発揮しづらい事から、両病院を統合し一体的に整備する』ことが記されていた。
この答申を受けた福岡市は2003年8月、アイランドシティを建設候補地として両病院を統合する方針を決定した。そして、2005年12月には新病院基本構想を発表する。
新青果市場に対しては、『東京・大田市場のような見学や飲食施設を備えた施設にしてほしい』という要望も出されていた。このため、『にぎわいゾーン』では、直売所や飲食店などに加えて、青果市場の役割を説明するPR施設の整備、料理教室やイベントの開催に加えて、施設見学も受け付けていく。
現在、新青果市場整備に向けた実施計画の策定を踏まえて、事業手法の検討を進めている。今後、卸売市場としての機能充実のみならず、市民に開かれた新しい市場づくりに向けた具体的な取り組みが求められる。
2014年度をめどにアイランドシティ内に誕生する新青果市場の目玉のひとつとして計画されているのが、地元産の果物や野菜を扱う農産物直売所、新鮮な食材を使った料理を提供する飲食店を集めた『にぎわいゾーン』だ。
市場関係者に限られるせり取引や荷さばきをするゾーンとは別に、新たに設ける考えだ。この市民開放型である『にぎわいゾーン』では地元のみならず、広くアジアからの観光客にも『福岡の食』をアピールする狙いがある。
ICへ統合・移転する新青果市場の新たな試み
福岡市は2007年8月、市内3ヵ所に分散する青果市場の統合移転を決定した。計画によると、移転先として港湾・物流施設が集まるアイランドシティの『みなとづくりエリア』内の産業物流ゾーンを予定している。
現在、青果市場における年間取扱量は3市場で30万tにも達する。これだけの取扱量に対応する新青果市場として、敷地面積13haに述べ床面積10ha規模となる市場施設を建設する予定だ。
アイランドシティにおけるまちづくりを簡単に振り返ると、2005年に『照葉のまち』住宅への入居がスタート。2007年4月に照葉小学校とサイバー大学が開学、6月には福岡ビジネス創造センターが開設した。
2008年には、小学校と同一敷地に照葉中学校も開校して市立初の小中連携教育校が誕生。2009年2月末現在、940世帯・2700人の住民が暮らしている。最終的には1万8000人が生活するまちとして整備していく計画だ。
また、今後、福岡市立こども病院・感染症センターの後継となる新病院の建設も計画されている。