井筒屋久留米店閉店発表の余波 中心市街地の再生計画が本格化3
しかし、近年は福岡市への買い物客の流出、近隣のダイエー六ツ門店の閉店、そして同店から車で約20分の市郊外にあるゆめタウン久留米店の開業が客の流れを一気に変えてしまった。
その証拠に、中心商店街の空き店舗率はそれまで一ケタ台だったものが、08年9月段階で約26%と急速に悪化。井筒屋とてそれまでの求心力を発揮することが不可能な状態になった。結果、同店の売上高はピーク時の半分以下の72億円まで減少。4年ぶりに赤字を計上し、08年2月期時点で63億円の債務超過に陥った。こうして09年2月末での閉店の流れが決まった。
閉店後の跡地の開発構想として、新たに複合商業施設を建設し、そこに井筒屋が業態にあった店舗を出店するという話が進んだが、現在では新たな動きが出てきている。
