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福岡流通大戦争は百貨店業界再々編の幕開けか9

 また、同じ傘下で天神に2店舗あり経営効率からどちらかの店舗へ集約し面積を拡大しても良いのではという声も一部にはある。しかし、増床となれば最低5万平方メートル以上が必要だ。現在の三越福岡店は3万8000平方メートルのため、ソラリアステージ側への増床交渉や、外商部と後方部門が入居する隣接ビルへの増床も考えられる。岩田屋が隣接するNTT福岡支店敷地内への増床の可能性もあるが、ターミナル性を考慮すれば、現三越福岡店を増床し「三越岩田屋店」とした方が良さそうだ。しかし、当面は合併せず、両店がお互いに競い合いながら独自の販促策を打ち出し、マーケットシェア拡大を狙ってくるであろう。

 博多大丸は08年春に約40億円を投資してリニューアルしたものの、消費低迷により苦戦している。しかし、リニューアルしなければ、大幅に対前年比マイナス店となりマーケットは三越福岡店・岩田屋に奪われていただろう。博多大丸は、カード会員数とミセスの顧客に強い地盤を持っている。今後は、売上高800億円(08年度見通し740億円)を目指せるかどうかがカギを握る。マーケットが限られる中、同業他店からのシェアアップである。