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福岡流通大戦争は百貨店業界再々編の幕開けか7

 三越福岡店・岩田屋の両店は、共同販促もまだまだ十分とは言えない。08年春統合記念として両店共同で大きな新聞折り込みチラシを投入し市民の話題となったが、同年秋の「大天神祭」では、不思議なことに三越福岡店、岩田屋とも単独で新聞折り込みチラシを打ち、春とは違う販促となった。おそらく、春の共同チラシの結果、食品に強い三越福岡店に顧客が流れ、岩田屋は販促効果が薄かったのではないかと思われる。また、同年秋に福岡市内ホテルで行われた両店外商部の初めての催事においてエルメスも、三越福岡店の方がメリットがあったのではと思われる。

 最近、三越福岡店は販促面で変化を見せ始めている。例えば、コート・ブーツ…など催事の新聞折り込みチラシは、今までに比べればファッション性があり、おしゃれである。店名の色使いも変わってきた。北海道展の催事にしても、話題の品々を揃え美味しそうなチラシの構成であった。更には、同じく秋の男の祭典の催事では、福岡市内百貨店が実施しなかった男性購読中心の地元雑誌へ広告を打つなど販促手法を変え成功したようだ。