福岡流通大戦争は百貨店業界再々編の幕開けか10
このために第一には「カード戦略の再構築」が重要である。福岡市内百貨店の中でお買い上げ額に付き一番低い1%(ポイント)を同業他店並みにできるかどうかである。経費もかなり削減したと思われる中、例えば三越福岡店外商部が博多大丸の顧客開発部を真似てつくったスマイル組織(女性部隊による家庭訪問)を08年春に解体したように、「社内全体の組織」を見直し、費用対効果を考えた抜本的改革が必要と感じる。
第二は、「人材を活用した組織内の権限委譲」である。例えば、本社仕入れも重要であるが、もっとローカル色を出した地方店独自の品揃えの強化である。今まで取り扱っていた商品を見直して品質を落とさず、思い切った価格訴求・価値訴求ができるように、仕組みを変えた組織内の権限委譲である。
