「増設新案」か「新空港建設」か、決断の時期に3
「三苫・新宮ゾーン」で、「セミオープンパラレル」も提案
新空港建設の代表案は玄界灘上の「三苫・新宮ゾーン」の水深12メートル地点を整備する。しかし、航空機の離着陸に悪影響を及ぼす横風が一定限度を超えない割合を示す「ウインドカバレッジ」の面では、「志賀島・奈多ゾーン」の水深13メートル案が勝っているとして、国交省はこの案の検討も継続し、場合によっては代表案とする可能性も残した。事業費は前者が新設案の中では最も低い約9200億円、後者がやや高い9700億円で、滑走路の処理容量はともに21万3000~22万6000回。
また、新空港案について新たに滑走路の間隔を広げて、間にターミナルビルを設置する「セミオープンパラレル」も提案しており、事業費は明らかになっていないが、従来の滑走路間が300メートルの新設案より1・2倍程度処理能力が上がるといわれている。
