環境共生都市を目指して官民一体の先進的取り組み2
環境モデル都市として認定
7月22日北九州市は「環境モデル都市」として選定された。
「環境モデル都市」とは、世界の先例となる「低炭素社会」への転換を進め、国際社会を先導していくという内閣の方針を受け、「都市と暮らしの発展プラン」(2008年1月29日地域活性化統合本部会合了承)で位置づけられた取り組み。選定した「環境モデル都市」の提案を実現し、当該都市・地域における温室効果ガスを大幅に削減することにより、統合アプローチによる低炭素社会の構築に向けた具体的な道筋と日本の将来像を示すものとしている。
今回は、応募のあった全国82件(89自治体)の提案の中から
〈1〉大幅なガス排出削減目標
〈2〉先駆性・モデル性
〈3〉地域適応性
〈4〉実現可能性
〈5〉持続性
の基準を満たす都市が選定された。
選ばれたのは、北九州市をはじめ、横浜市、富山市、帯広市・下川町(北海道)、水俣市(熊本県)の6つの自治体。これらの都市は、今後、環境モデル都市アクションプランの策定・実施に取り組む。そして、国は、環境モデル都市アクションプランの円滑な実施に向けて、環境モデル都市を推進するために関係省庁間においての連絡会議も活用し、新たな制度的枠組みの構築の検討を含め、総合的な支援を行うとともに、環境モデル都市の取り組みを国内外に波及させるため、施策の展開や情報の発信に努めるという。
「環境モデル都市」選定における北九州市の提案内容を要約してみよう。
まず、全体のテーマを、「成長するアジアの低炭素社会づくりを牽引する『アジアの環境フロンティア都市』の実現」とし、産学官民に備わる地域の環境力を結集し、「世代を越えて豊かさを貯蓄していくストック型社会の構築」を基本理念に置いている。
この将来像を実現していくための基本方針として
(1)産業都市としての低炭素社会づくりのあり方
(2)少子高齢化社会に対応した低炭素社会づくりのあり方
(3)アジアの低炭素化に向けての都市間環境外交のあり方
の3つの柱を据えた。
