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打開策となるか?若者路線を強化する大手百貨店5

大手専門店はユニクロのひとり勝ち
 百貨店、専門店の衣料品の低迷に歯止めがかからない中、ファーストリテイリング(本社・山口市)傘下のユニクロが好調である。「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」を企業キーワードに「革新と挑戦」を推進するユニクロは全国740店舗(08年8月現在)展開。直近の既存店売上高対前年同月比も8月4・2%増、7月11・9%増、6月は0・7%増、5月は7・9%増と8月まで4カ月連続のプラスとなっている。(表1参照)

 物価高で可処分所得が増えない中、特徴のない衣料品は売れなくなっている。ユニクロは販売力を高めるため、顧客の好み・不満・流行・サイズなどきめ細かくマーケティング分析し自社独自商品を企画している。着ごこち・ファッション性など素材・縫製の改良を何度も行っている。

 例えば、今春発売したブラジャーのカップ内蔵型キャミソール「ブラトップ」はこれまでにないデザインや機能に加え1500円という安さで顧客の支持を得ている。これは、Tシャツ風の服を着る時に、ブラジャーはつけたくないという顧客に対応したものだ。また、今秋冬用女性向けパンツの新商品「スリムボトムス」(ポケットの位置を高くしお尻も美しく見せる)を発売した。

 このようにユニクロはきめ細かく顧客の動向を分析し大手繊維メーカーと提携し自社独自の商品を開発していることが強みとなっている。