08年度内にも年間生産台数150万台達成 設計・開発拠点の設置で新しい段階 へ8
地元調達率70%を達成するには
地元調達率を高めるためには、高い技術力を持つ部品メーカーの集積を図ることが必要で、大学などの研究機関と連携した人材育成・技術支援が不可欠だ。
「自動車産業を支える中核的人材の育成」を掲げる福岡県では、「産学官連携による人づくり」を打ち出している。福岡県内に数多くある大学や工業系専門学校、工業系高校などの強みを生かし、産学官連携による取り組みで自動車産業を支える人材の育成を図っている。
その一つが、九州工業大学の先端金型センターを中核とした自動車関連金型中核人材育成プログラムだ。このプログラムでは、3次元デジタル設計から先端加工まで対応できる生産現場の中核人材の育成に取り組んでいる。
また県立工業高校への高度なCADプログラムの導入による高校生の技能育成、工業高校などを対象にした大規模なインターンシップの実施、福岡県若年者仕事サポートセンターによるモノづくり人材育成を手掛けている。さらに大手自動車メーカーOBらを地場企業へ派遣していくことによる生産管理体制の改善支援にも力を入れている。
その一方で、企業独自の取り組みとしては、系列を越えた部品メーカーによる企業連携合体である「リングフロム九州」や地場の中堅・中小企業による共同受注・開発グループである「ガマダス」などの取り組みもある
