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新福岡空港の建設で布石を打った地元経済界27

現実味を帯びてきた誘導路複線化

福岡空港の駐機場 そんな折、07年度の年間発着回数が14万2000回に達し、限界とされる14万5000回に近づいたことから、近隣空港と連携し需給緩和する案が再浮上するとともに、現空港の施設改良案も取りざたされている。
 
 施設改良の一つは誘導路の複線化で、滑走路に出る航空機と駐機場に戻る航空機がすれ違える構造に改善し、離着陸を速やかにする。国内線ターミナルを建て替え、滑走路と駐機場を結ぶ誘導路を拡充する。年間4000回程度の発着能力が確保できるといわれている。
 
 連携案は、福岡都市圏から1時間以上かかる佐賀空港や新北九州空港へのアクセスを整備し、需給を緩和しようという。バス路線の増便とともに、鉄道整備を進めることで両空港の利用を促進し、12年度には年間2000回以上の緩和効果を見込んでいる。

 いずれも、抜本的な解決までのつなぎの案に過ぎないが、総合調査の結果とそれを踏まえて、年度内に国が一本化する行政判断に影響を与えないか、注目される。