新福岡空港の建設で布石を打った地元経済界26
再浮上した近隣空港との連携案と施設の改良案
需要誘発型の連携案はいったん否定されていた
今回の福岡空港総合調査ステップ3において、近隣の新北九州空港と佐賀空港との連携案は「抜本的な対応方策とはなり得ません」と、否定されていた。それまでの連携論は、福岡空港の国際線や長距離線、小型機の一部を新北九州空港と佐賀空港に移管する「利用制限型」、新北九州空港と佐賀空港の需要を増やすことで福岡空港の負担を減らす「需要誘発型」として検討されたが、「利用者や地域に大きな負担を課す」「航空自由化の流れからも実現は困難である」「福岡空港の需給逼迫緩和効果はわずかである」として退けられた。
しかし、新設、滑走路増設にかかわらず、完成までには長期間を必要とし、佐賀空港や新北九州空港との連携は不可欠で、各空港のアクセス向上は空港の機能を高める上でも欠かせないという意見が強かった。
