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新福岡空港の建設で布石を打った地元経済界9

費用に対する増便効果は「視界不良」

 福岡空港の問題解決に向けた増設および新設の建設費と工期などの「費用」は、おぼろけながらも見え始めた。しかし、肝心の「効果」については触れていないが、滑走路処理容量は現在検討中のステップ4で示される予定だ。

 一般的に平行する2本の滑走路の場合、発着の処理能力は滑走路1本の1.3倍程度といわれている。滑走路の間隔が1.6キロ以上あれば、それぞれ独立運用ができ、1.6倍ないし2倍になる。しかし、それ以下の間隔では、滑走路は2本でも、その先の航路は1本であるために1.3倍程度しか伸びない。つまり、費用対効果で考えた場合、1兆円ないし1兆1000億円を要する新設の場合、夜間利用を換算しても1.3倍+αと考えられる。また、増設案において7500億円を投じるケースで1.3倍、もしくは同等以上が見込まれる。