新福岡空港の建設で布石を打った地元経済界6
福岡空港の将来像を考えるPIとは何か
現空港での増設、新空港建設、近隣空港との連携、現状維持・・・・・。福岡空港の将来像に対して、さまざまな立場から、幅広い意見や考えが渦巻くなか、福岡空港調査連絡調整会議が総合調査の手法として採用しているのが、「パブリック・インボルブメント(PI)」というやり方だ。従来のパブリック・コメントが収集した意見をもとに意思決定をする「住民参加」に対し、PIでは「住民参画」として、構想段階から積極的に情報提供して意見を集めて、よりよい施策の方向性を見出す手法といえる。1990年代からアメリカやヨーロッパでは、高速道路をはじめとする社会資本の整備で採用してきた。日本でも2003年6月、国土交通省が公共事業にPIの導入を決定した。空港整備におけるPIの第1号が、福岡空港と那覇空港での取り組みである。
