新福岡空港の建設で布石を打った地元経済界13
●西側増設A案(滑走路間300メートル)
この案では、現滑走路西側に300メートルの間隔を置いて2500メートル滑走路を増設する計画だ。
現在、空港東側にある国内線ターミナルおよび地下鉄福岡空港駅は、従来どおりとなる。ただし、国内線・国際線ターミナルが分離状態で、航空機の地上走行は複雑になる。また、増設する滑走路の進入区域の一部が付近を走る福岡都市高速ないしは国道3号線と抵触するために付替工事が発生する。新旧2本の滑走路間に300メートルの間隔距離を確保することで大型機の一時待機や計器誘導による着陸が可能となるのは、東側増設案と同様だ。工期として10年の期間を要して、概算で約5000億円もの事業費を見込みながら、増便効果は東側増設案を下回ることになる。
