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新福岡空港の建設で布石を打った地元経済界11

現空港の機能拡張として滑走路の増設案

 増設案は、現行の2800メートルの滑走路と平行して2500メートル滑走路を増設していく。増設案の検討条件として、滑走路の長さと間隔、侵入方式のほかに、平行滑走路(クロースパラレル)とした。平行滑走路は一般的に、2本の滑走路の間隔を広く取り、それぞれの滑走路を独立的に運用できるようにしたオープンパラレル滑走路と、2本の滑走路の間隔を狭くしたクロースパラレル滑走路とに区分される。オープンパラレルの場合は一般的に平行滑走路の間にターミナル地域を配置する。これに対して、クロースパラレルの場合は他の滑走路を利用する航空機の影響を受けるが、空港の面積を狭くできることから、総合調査では、これを検討条件にした。

 増設案として、増設の仕方で、3つのプランを示している。新滑走路の増設工事は、福岡空港が運用しない夜間の時間帯に実施する。概算による事業費のうち約半分は増設の用地買収費用であり、残りは滑走路や空港施設の建設費用を想定する。