2011年、「博多」を震源地に福岡都心が生まれ変わる!14
「天神プレイス」の登場で注目される今泉地区
URは、都心部の数カ所でホテルや住宅などの開発を進めている。
その、URが実施した公開コンペに応募したアーム・レポがこの4月に完成させるのが今泉地区再開発プロジェクトの中核となる「天神プレイス」である。旧フクニチ新聞社跡地で、賃貸住宅とオフィス・商業施設が入る17階建ての2棟と10階建てホテル1棟、合わせて3棟のビルで構成されている。天神地区の重心が南下し、大名地区も開発されたことから、今後、今泉地区の開発が進みそうだ。


博多、天神両地区から少し焦点を引いてみると、福岡市内で他にも大規模な開発案件が進んでいる。
天神2丁目の大規模再開発構想は、今のところ地権者間に温度差もあり、すぐに動く可能性は高くはないが、60ー70年代に完成した古いビルはいずれ建て替え期が訪れる。さらに古い岩田屋の旧本館はもっと早いだろう。このため、破格の条件を飲んで進出するパルコに対しては「将来旧本館が売却されて再開発計画が動き始めた際に、テナントとして優先交渉権を訴えることをにらんでいるのではないか」と見る向きが多い。
土ほこりをあげながらクレーンが忙しく動く。列車が行き来するホームの横で、福岡の玄関口として45年にわたり親しまれてきたビルはがれきの山になっていた。