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「天神VS博多駅」流通戦争11

人的サービス力は博多大丸がトップ
 
百貨店の基本になる人的サービスについて、各百貨店とも力を入れるのは当たり前である。特に百貨店は、スーパーマーケットと異なり、対面販売が主力であるためにサービス度によって、来店客は販売員の顧客となり、結果として百貨店のファンとなる。百貨店の販売員の多くはメーカーや取引先からの派遣店員によって構成されており、この派遣元の企業との力関係によって、現場のサービス力の差は開いてしまう。
 
現在、福岡市内の3百貨店のなかでサービス面において、評価が高いのは博多大丸である。博多大丸の来店客がミセスからシルバーが主力を占めるなか、この層から高い支持を得ている。一方、岩田屋は30~40歳代に強く、三越福岡店は富裕層や男性に強いと言われている。今後、岩田屋が、伊勢丹のノウハウ、つまり優秀販売員の確保とその育成を通じて、サービス力が上がってくるであろう。なぜなら、メーカーや取引先の派遣店員をいかに数多く確保し、育成していくかが店の売り上げに直結するからである。このため、全ての販売員を対象にサービス表彰を毎月実施する店もあるほどだ。
 
博多阪急はまだ店舗はオープンしていないため、普通評価とした。この結果採点は博多大丸、岩田屋各3点、三越福岡店、博多阪急各2点となる。(表3の採点集計参照)