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「天神VS博多駅」流通戦争10

現在、JRの駅ビルに出店した百貨店は全て成功している。京都伊勢丹、名古屋高島屋、札幌大丸がその好例である。
 
福岡市内のターミナル百貨店として集客性の高さでは、博多阪急、三越福岡店、博多大丸の順となる。博多阪急が出店する博多駅の一日平
均の乗降客は現在、約34万人である。九州新幹線鹿児島ルートが開通すると、乗降客はさらに拡大するとみられている。
 
三越福岡店は西鉄大牟田線と九州各地から乗り入れるバスセンターがあり、博多駅に次ぐ集客力を持つ。
 
博多大丸は福岡市営地下鉄七隈線に直結しているものの、乗降客が計画の約半分と言われており、自力での集客を図らなくてはならない状況にある。
 
また、2007年11月にロフトが三越福岡店南側にオープンしたため、国体道路渡辺通り交差点から西側の人の流れが増加している。
 
岩田屋は天神地下街との地下連絡通路はあるものの、他店に比べると集客面は弱く、商品政策や催事、イベントの強化などによる集客を図らなくてはならない。
 
このため、採点すると、博多阪急3点、三越福岡店、博多大丸各2点、岩田屋1点となる。(表3の採点集計参照)