成長率では測れない経済実態――進む格差と地方3
新幹線、東九州高速道を除いて、減少傾向の公共投資
07年7〜9月期の九州の公共工事請負額は4746億円で、前年同期比8.6%減となった。発注者別にみると、九州新幹線や東九州自動車道関連の工事で独立行政法人が同23.4%増となった一方で、国や都道府県、その他公共団体が同10%以上の減少を見せ、市町村も減少した。この傾向は04年第3四半期以降続いており、公共投資総額は減少している。
また、同期における九州の非住居用建築着工物床面積(226万平方メートル)は前年同期比4.2%減となったが、これは耐震偽装問題を受けて、07年6月20日に施行された改正建築基準法の影響であった。全国ベース(前年同期比13.7%減)よりは小幅な減少にとどまった。
