成長率では測れない経済実態――進む格差と地方1
サブプライムローン(米国の低所得者向け高金利住宅ローン)問題、円高、原油高など日本経済を取り巻く環境が厳しさを増し、国内景気は足元で調整色が強まっている。2008年度は好調なアジア向け輸出などを背景に、2%程度の経済成長が続くとみられているが、中小企業経営者の多くは戦後最長の景気回復期間という実感がない。九州経済も堅調な民間設備投資とアジアを中心とした旺盛な外需を背景に生産は好調を維持するとみられるが、個人消費は低調に推移すると考えられる。そこに、改正建築基準法をはじめ改正貸金業法や金融商品取引法などの相次ぐ法改正が、影を落とさなければいいのだが――。
