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大胆予測 博多阪急の戦略とは10

カギを握る優秀な販売員の確保
 
百貨店の店頭販売員はほとんどがメーカー、取引先の派遣社員となっている。
 
売場面積4万平方メートルとなれば、2000人規模の人員が必要となる。おそらく博多阪急はローコスト経営を行うため、阪急の社員を200名程度に抑え、残りの人員は取引先派遣による人員構成となるであろう。
 
この場合約2000人の雇用が福岡に生まれることになるが、全てが博多阪急での勤務ではない。留意すべきは、博多阪急がオープンすると取引先派遣者は新人だけでなく経験者も含まれる。つまり、岩田屋、福岡三越、博多大丸で勤務している経験者が派遣先の異動で阪急へ勤務することとなるのだ。この結果、天神の百貨店では経験者が引き抜かれるため、その穴埋めとして新人が天神地区の百貨店勤務になるのである。
 
博多阪急にしてみれば、いかに優秀な取引先派遣者を確保するかが、売り上げに大きく影響する。このため、取引先との交渉は早めに行うかもしれない。
 
天神地区の百貨店では、優秀な取引先社員を引き抜かれることとなり、売上高のマイナスも予測される。この現象は百貨店だけでなく、福岡市内の専門店にも及ぶかもしれない。

このため、天神地区の百貨店では、対策として早期に店内の優秀販売員表彰制度などを導入し、取引先と早期に交渉して流出を防止することがキーポイントとなるであろう。