大胆予測 博多阪急の戦略とは2
天神3百貨店の売上高・面積VS博多阪急百貨店
福岡市中央区天神では、3百貨店が営業し、一番店は岩田屋で売場面積4万8500平方メートル、売上高868億円。2番店は博多大丸で売場面積4万4200平方メートル売上高696億円。3番店は三越福岡店で売場面積3万8000平方メートル、売上高449億円となっており、3百貨店の売場面積は13万700平方メートル、売上高は2013億円である(表1参照)。
一見、博多阪急百貨店は天神地区の百貨店面積には及ばず、天神優位と感じられるが、新博多駅ビルにはJR九州が独自に開発した鹿児島駅でも成功した「アミュプラザ」や東急ハンズの出店も決定している。売り場面積10万平方メートルを有効活用して、話題性による集客力を狙っている。
加えて乗降客数一日平均34万人に加え、九州新幹線鹿児島ルートの乗降客も拡大することから天神地区の3百貨店にとって、脅威となることは間違いない。
また大阪の阪急百貨店はターミナル百貨店であり、ターミナルの強み・弱みを熟知しているため、このノウハウはフルに活用するものと思われる。一般的にはターミナル店は人が集まるので店内の商品の品揃えとか店内サービス等には力を入れる半面、店外の顧客の集客については弱いとされている。
このため、博多阪急百貨店はターミナルに集まる乗降客だけでなく、店独自での集客を構築し出店してくるであろう。なぜなら、そのような戦略を採らなければ天神地区の百貨店に負けるのは明白であるからだ。

