大胆予測 博多阪急の戦略とは6
モノからコトそして文化発信
博多阪急は「モノだけでなく時代性あるコト」を研究して、実際の売場に導入してくる可能性がある。ターミナル百貨店としての阪急は、同じターミナル店である三越福岡店、さらに博多大丸とは違う時代の変化を先取りした「コト」を情報発信してくるであろう。
駅ビルでは短時間、低料金のコト商売が人気を集めている。例えば、東京新宿駅のルミネではヘアサロンのクィックメニューで、前髪カット1000円(10分程度)髪カール1500円(15分程度)が会社帰りのOLに人気である。また、エステティックサロンの短時間クィックメニューも人気がある。福岡では男性の理髪店でカットのみ10分1000円の店は認知度がある半面、まだ女性向きのヘアサロン、エステティックは認知度がない。このためマーケットとして将来性がある。
また、阪急は「文化」にも強く、宝塚歌劇をはじめとする阪急東宝グループを形成している。上層階の催事場を文化催事にも併用できる「ミュージアム」として位置づけ巨匠の絵画展や陶芸展から海外の文化催事まで導入して、九州・山口全域から集客を狙ってくるであろう。
また、団塊世代や主婦を狙ってカルチャー分野にも力を入れることも考えられる。たとえば、東急ハンズや博多駅前にある朝日文化カルチャーセンターなどと手を組み、なんらかの試みを仕掛けてくることも想定される。
いずれにしても、単に商品を並べて販売するだけでなく、「コトや文化」も発信してくるであろう。
