大胆予測 博多阪急の戦略とは4
ファッションはOLを戦略ターゲットに狙う

博多阪急は婦人ファッションを核に戦略ターゲットとして、博多駅周辺に勤務するOLを狙ってくるであろう。現在博多駅地区では小売業を除く事業所数は天神地区より多く、OL人口も博多駅地区の方が圧倒的に多い。
博多駅地区のOLの買物傾向は平日に天神地区で買物せず、土日祝に天神で買物する傾向が強いだけに、博多阪急は平日アフター5のOL層も狙えることが強みである。
なぜ博多駅周辺のOLが平日天神地区商業施設での買物が少ないかは、彼女達の通勤ルートを見れば明らかである。JR通勤者は博多駅で乗降するので会社の帰りに天神まではなかなか行かない。また、「南部方面」からの通勤者のうちバス利用者は、博多駅で乗降し、西鉄大牟田線利用者は福岡天神駅の一つ手前の薬院駅で降りてバスに乗換え博多駅へと向かうので、会社の帰りは特別な用件がない限り、天神まで行かないのである。
「東部方面」からの通勤者も東区香椎地区等を含め都市高速経由のバスで直接博多駅へ行き来する。同様に「西部方面」から通勤者のうち地下鉄利用者は、天神駅を経由するものの会社の帰りに天神駅で途中下車するケースは稀だ。
このため、休日に天神商業施設で買物していたOLは平日に博多阪急に来店するようになり、天神地区の百貨店が苦戦することが予想される。
更に、天神地区OLで博多駅経由を利用する人は、今まで平日に天神地区で買物をするパターンだったが、今後は逆に博多阪急での買物パターンも出てくるであろう。
