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金融特集  どうなる?中小企業融資 “巨大地銀„ ふくおかFG出現の激震3

親和銀のふくおかFG入りは織り込み済みだったが…
 
では、ここで今回の再編の中身を確認しておこう。
 
親和銀行は、九州親和ホールディングスの傘下にある佐世保市が本店の地方銀行で、九州親和HDは2002年4月に同じく佐世保市を拠点としていた第二地銀の九州銀行と合併するための持ち株会社として発足した。1年後の03年4月に親和銀と九州銀が合併し、親和銀が存続会社となった。現在、九州親和HDの傘下には、親和銀行とグループのカード会社であるしんわDCカードの2社がある。
 
元々、長崎県は佐世保市に2行、長崎市に2行(十八銀と長崎銀)の1県4行という金融の過当競争状態にあり、長崎銀も01年に福岡シティ銀(当時)の子会社になるなど、常に再編の渦中にある地域だった。新生・親和銀も合併の効果は小さく、地域経済の停滞とともに業績を悪化させ、公的資金の注入に伴う経営健全化も計画通りに進まず、05年には金融庁から処分を受けるなどしていた。
 
昨年8月末発行の本誌特集記事においても、自力再建は困難であり、今後の九州の金融再編の中心になるであろうという見通しをしており、引き受け手としては福岡銀以外には考えられないというのが当時、衆目の一致するところだった。
 
昨年10月には福岡銀から70億円の資本支援や事業再生共同化などの業務提携を結んだものの、07年3月期決算では不良債権が大幅に増加し、過去最悪の赤字を計上、自力再
建を断念した。